この項ではアルゼンチンのプロサッカーリーグ1部、プリメーラ・ディビシオンの1999-2000シーズンについて記述する。このシーズンはプロ化以降通算70シーズン目であり、アペルトゥーラとクラウスーラ (前期リーグと後期リーグ)で構成される。
概要
CAプラテンセとCAウラカンが降格し、プリメーラB・ナシオナルからインスティトゥートACコルドバとチャカリタ・ジュニアーズが昇格したので、チーム数は20のままである[1]。
1回戦総当たりのリーグを2回戦う前後期制で、前期・後期どちらのタイトルも年間優勝1回分にカウントされる。アルゼンチンのコパ・リベルタドーレス出場枠は4つで、前期と後期のリーグ王者および年間上位に与えられる。コパ・メルコスールは招待チームと年間上位2チームに与えられた。直近3シーズンの平均勝ち点順位表の下位2チームはプリメーラB・ナシオナルに自動降格し、17位と18位は入れ替え戦に出場する。
テレビ放映権
トルネオ・アペルトゥーラ1999
1999年8月6日から12月20日まで行われ、CAリーベル・プレートが30回目の優勝を決め、コパ・リベルタドーレス2001出場が決定した。
得点ランキング
3期通算順位表
1999年8月、南米サッカー連盟はコパ・リベルタドーレス2000から大会の規模を拡大し、アルゼンチンに4枠を与えることを決めた。すでに出場が決定しているボカ・ジュニオルスとリーベル・プレートに加えて、この3期通算順位表で上位に入った2チームに残り2枠が与えられた。
トルネオ・クラウスーラ2000
2000年2月11日から7月17日まで行われ、CAリーベル・プレートが31回目の優勝を決めた。
得点ランキング
平均勝ち点順位表
入れ替え戦
プロ化以来初めての入れ替え戦実施である。プリメーラ・ディビシオン平均勝ち点順位表の17位・18位と、プリメーラB・ナシオナルの昇格プレーオフ2位キルメスACおよび年間平均勝ち点3位クラブ・アルマグロ[注釈 4][3]。
と対戦した。2試合合計のスコアが同点の場合はプリメーラ・ディビシオン所属側の残留となる。
入れ替え戦
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ホーム
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結果
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ビジター
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会場
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日付
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アルマグロ
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1 - 0
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インスティトゥート
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エスタディオ・トレス・デ・フェブレロ
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2000年7月20日
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インスティトゥート
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1 - 1
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アルマグロ
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フアン・ドミンゴ・ペロン
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2000年7月23日
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クラブ・アルマグロが合計2-1で勝ちプリメーラ・ディビシオンに昇格した。
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入れ替え戦
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ホーム
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結果
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ビジター
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会場
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日付
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キルメス
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3 - 1
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ベルグラーノ
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センテナリオ・デ・キルメス
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2000年7月20日
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ベルグラーノ
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3 - 1
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キルメス
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シャトー・カレーラス
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2000年7月23日
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CAベルグラーノが4-4で引き分け、上位カテゴリー所属のためプリメーラ・ディビシオン残留を決めた。
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脚注
注釈
- ^ 1998-1999シーズンの前期・後期優勝により出場。
- ^ 1998-1999シーズンの前期・後期準優勝チーム同士のプレーオフに勝利し出場。
- ^ a b c d e 勝点3を剥奪された。
- ^ プリメーラB・ナシオナルでは、プレーオフの予選段階にあたるグループステージ「メトロポリターノ」と「インテリオル」で試合数が異なっていたため、入れ替え戦出場チームのひとつを決めるのにリーグ全体の1試合平均勝ち点順位表が用いられた。
出典
- ^ Osvaldo José Gorgazzi. “Argentina - Clubs and List of Divisional Movements 1931-2006”. RSSSF. 2022年5月10日閲覧。
- ^ Javier Roimiser. “Argentina Second Level (Primera B - Nacional) 1999/2000”. RSSSF. 2022年5月10日閲覧。
外部リンク
RSSSF:Argentina 1999/2000
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アマチュア時代 | |
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プロ・アマ分裂時代 | |
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1ステージ制 | |
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メトロポリターノとナシオナル | |
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1ステージ制 | |
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前後期制 | |
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1ステージ制 | |
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