フレデリック・エルムス(Frederick Elmes、1946年11月4日 - )は、アメリカ合衆国の撮影監督である[注 1]。『ブルーベルベット』や『ワイルド・アット・ハート』などを手がけた[1]。
経歴
1946年11月4日[2]、ニュー・ジャージー州に生まれる[3]。ロチェスター工科大学、ニューヨーク大学、アメリカン・フィルム・インスティチュートで学んだ[3]。
アメリカン・フィルム・インスティチュートの同窓生であるデヴィッド・リンチ監督の『イレイザーヘッド』で撮影を担当した[3]。同じ頃、『こわれゆく女』などの撮影現場で、監督のジョン・カサヴェテスから多くを学んだ[3]。その後、『ブルーベルベット』や『ワイルド・アット・ハート』でもリンチと組んでおり、後者で1990年のインディペンデント・スピリット賞の最優秀撮影賞を受賞している[3]。
そのほかの作品に、ティム・ハンター監督の『リバース・エッジ』、ジム・ジャームッシュ監督の『ナイト・オン・ザ・プラネット』、アン・リー監督の『アイス・ストーム』と『ハルク』などがある[3]。
2004年、サンダンス映画祭のドラマ部門の審査委員を務めた[4]。
フィルモグラフィー
映画
テレビ映画
- フォーエヴァー・ライフ 旅立ちの朝 In the Gloaming (1997年)
- わが心の友 愛犬デヴォン A Dog Year (2009年)
テレビドラマ
受賞
脚注
注釈
- ^ 日本語では「フレデリック・エルムズ」と表記されることもある。
出典
外部リンク