『ファミリートレーナー マンハッタンポリス』(Family Trainer: Manhattan Police)は、1987年8月31日にバンダイ(後のバンダイナムコエンターテインメント)より発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。北米では『Street Cop』のタイトルで発売された[1]。
周辺機器・ファミリートレーナーの専用ソフト第6弾。
概要
ファミリートレーナーのマットB面(12キー)を使用。主人公の警察官がニューヨーク・マンハッタンの平和を守るアクションアドベンチャーゲーム。視点は第1作『アスレチックワールド』と同様のサイドビュー方式になっており、画面下のマップを見ながら制限時間内にアイテムを回収し、規定数の子分を倒した後にボス(ステージ開始時に提示される指名手配犯)を倒せばステージクリアとなる。
前作『迷路大作戦』に続き、体感型スポーツゲームからアトラクション路線への転換後第2作である。全6ステージ構成だが、セーブ機能などは存在せず後半のステージではマップが広くなりボスの出現位置もランダムで変化する為、プレイヤーの持久力と敏捷性が求められる点は(インターフェースに起因するものとは言え)極めて特異である。
『迷路大作戦』では敵を攻撃出来なかったのに対して、本作ではファミリートレーナー史上初めてとなる敵を攻撃するアクションが導入されており、1キーで遠距離攻撃(アイテムを投げつける、もしくは発砲)・4キーで近距離攻撃(警棒)を使い分ける。また、後ろからダッシュで敵に体当たりして転ばせることも可能。
評価
ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計19点(満40点)[2]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.60点(満30点)となっている[3]。また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「操作方法が慣れるまで大変だ」と紹介されている[3]。
項目
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キャラクタ |
音楽 |
操作性 |
熱中度 |
お買得度 |
オリジナリティ
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総合
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得点
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3.31 |
3.12 |
2.86 |
3.20 |
2.99 |
3.12
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18.60
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脚注
外部リンク