ピエール=ウィリアム・グレン(フランス語: Pierre-William Glenn, 1943年 - 2024年9月24日)は、フランスの撮影監督、映画監督である。フランス国立映像音響芸術学院教授。
人物・来歴
1943年(昭和18年)、フランスのパリに生まれる。
数学を専攻した後に、高等映画学院に入学する。ジョゼ・ベナゼラフ監督作品の撮影監督アラン・ドローブに師事し、ウィリアム・リュプチャンスキーらの助手として、テレビ映画を手がけ、クロード・ミレールやジャック・ドワイヨンの初期短篇のカメラを回した。
ジャック・リヴェット監督の12時間を越える超大作『アウトワン』の撮影を任される。以降、コスタ=ガヴラスやフランソワ・トリュフォーらのヌーヴェルヴァーグの映画作家たちの中期の作品を手がけた。
1974年(昭和49年)に監督業に進出、以降、4本の長篇映画と1本のテレビ映画を監督している。
2024年9月24日に死去した。80歳没[1][2]。
おもなフィルモグラフィ
関連事項
註
外部リンク