FIVBバレーボール・ワールドグランプリ(英語: FIVB Volleyball World Grand Prix)は、国際バレーボール連盟主催の大陸のランキング上位チームの女子ナショナルチームによる国際公式戦である。
男子部門大会であるワールドリーグを参考として1993年に創設された大会であり、女子バレーボール選手の国際経験の充実化と、テレビ放送によるバレーボールの普及・振興を目的としている。開始当初はユニリーバ社が冠協賛し、「LUX CUP ワールドグランプリ」として行われていた。
毎年夏季(7月から8月頃)に世界のバレーボール強豪32(2010年までは12、2011・2012年は16・2013年は20・2014・2015・2016年は28)チームが参加して、主にアジア地区を会場に試合が行われる。
大会は「予選ラウンド」と「決勝ラウンド」の2部構成である。
2018年からはバレーボールネーションズリーグに模様替えするため、2017年大会を以て終了となった[1]。
28チーム[2]。
予選ラウンドは28チームを実力別に、上位12チームによる「プールA~I」と、中位8チームによる「プールJ~O」、下位8チームによる「プールP~S」の3組に分ける。
参加チーム数は20か国で以下の通り競技が行われる。
参加チームは16ヶ国で以下のとおり競技が行われた。
2004年大会以降、参加チームは12チームで以下のとおり競技が行われた。
2010年大会から、男子ワールドリーグと同様の「3-2-1ポイント制」が導入された。
以下のルールで勝点数が与えられる。
2015年大会より、優先順位が「勝利数」-「勝点」-「セット率」-「得点率」となった。
2017年時点では、Youtube(FIVBの公式アカウント)で予選ラウンドから全試合が配信されるが視聴できない地域がある。
以前はLaola1.tvのインターネットで注目試合を毎週1試合放送のほか、決勝ラウンド全試合を生中継していた。ただし日本や中東・香港など一部の地域は放映権の関係から視聴できない。
日本では1997年以降は日本ラウンドが開催されない年はテレビ放送もなし。特に2001年以後は数年の周期で男子のバレーボール・ワールドリーグと交互にTBSテレビとフジテレビジョンが放映権を取得している。フジテレビが担当する回、なおかつ日本で行われる決勝大会についてはバレーボールワールドカップと同じように、日本戦をゴールデンタイムに地上波独占生中継(ディレイの場合や生中継の場合は延長オプションを取る場合もある)している。2014年の決勝大会は全試合「ステレオ2」による副音声でのルール解説放送などが行われる。
2017年はDAZNが第1週目のオランダ大会と第3週目の香港大会全試合を配信する。
Lokasi Pengunjung: 18.217.31.141