ハララカ(学名:Bothrops jararaca)は、クサリヘビ科ヤジリハブ属に分類されるヘビ。有毒。別名ハララカアメリカハブ、ジャララカ。
分布
ブラジル南部からアルゼンチンにかけた南アメリカ。
形態
全長は1-1.6m。体色は個体による変異が大きいが暗色で、不鮮明な明色の三角形の斑紋が入る。幼蛇は三角形の斑紋が明瞭。
毒
毒性は主に出血毒。毒は非常に強く、命が助かっても悲惨な後遺症に悩まされることも多い。
生態
熱帯雨林や農耕地等に生息する。地表棲。
食性は動物食で小型哺乳類、小型鳥類等を食べる。
繁殖形態は卵胎生で、1回に20頭程の幼蛇を産む。
人間との関係
開拓地や農耕地にも生息するため咬傷被害も多いとされる。毒性は強いが、適切な治療を受ければ死亡することは少ないとされる。
関連項目
ウィキスピーシーズに
ハララカに関する情報があります。
参考文献
- クリス・マティソン 『ヘビ大図鑑』、森光社、2000年、136-137、186頁。