ネリー・フーパー(Nellee Hooper、1963年 - )は、イングランドの音楽プロデューサー、作曲家、リミキサー。1980年代末期よりソウル・II・ソウルのメンバーとして活動し、その後、多くのアーティストの作品をプロデュースした。
来歴
ブリストル出身。マッシヴ・アタックの前身ユニットであるワイルド・バンチに参加して[1]、その後ジャジー・Bらと共にソウル・II・ソウルを結成。1990年にはソウル・II・ソウルのセカンド・アルバム『Vol. II: 1990 - A New Decade』が大ヒットするが、フーパーはその後間もなくソウル・II・ソウルを離れた[2]。そして、フーパーは1990年代前半にはシネイド・オコナー、ビョーク、マドンナ等の作品にプロデューサーとして参加した。また、シャーデーの日本企画EP『リミックス・デラックス』(1993年)では、収録曲「フィール・ノー・ペイン」のリミックスを担当している[3]。
1995年2月20日に開催されたブリット・アワードで、フーパーはベスト・ブリティッシュ・プロデューサー賞を受賞[4]。同年にはティナ・ターナーが歌唱した映画『007 ゴールデンアイ』の主題歌「GoldenEye」をプロデュースした[5]。
1996年、アメリカ映画『ロミオ+ジュリエット』の音楽を担当。同作のサウンドトラックは高く評価されて、フーパーは英国アカデミー賞 作曲賞を受賞した[6]。2000年代に入ってからも、ノー・ダウトやU2等の作品に参加している。
プロデュース作品
バンド名またはミュージシャンの姓の五十音順。共同プロデューサーとして参加したものも含む。
脚注
外部リンク
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1968–1980 | |
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1981–2000 | |
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2001–2020 | |
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2021–2040 | |
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