ニック・ネルソン (野球)
ニコラス・ベンジャミン・ネルソン(Nicholas Benjamin "Nick" Nelson, 1995年12月5日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州パナマシティ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。阪神タイガース所属。 経歴プロ入り前2014年のMLBドラフト31巡目(全体928位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名されたが、契約せずにガルフ・コースト・コミュニティ大学へ進学した。 プロ入りとヤンキース時代2016年のMLBドラフト4巡目(全体128位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロ入り。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級プラスキ・ヤンキースでプロデビュー。10試合に先発登板して0勝3敗、防御率3.38、19奪三振を記録した。 2017年はA級チャールストン・リバードッグスでプレーし、22試合に先発登板して3勝12敗、防御率4.56、110奪三振を記録した。 2018年はA級チャールストン、A+級タンパ・ターポンズ、AA級トレントン・サンダーでプレーし、3球団合計で26試合(先発25試合)に登板して8勝6敗、防御率3.55、144奪三振を記録した。 2019年はA+級タンパ、AA級トレントン、AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーし、3球団合計で18試合(先発17試合)に登板して8勝3敗、防御率2.81、114奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。 2020年7月26日にメジャー初昇格を果たし[2]、メジャーデビューとなった8月1日のボストン・レッドソックス戦では田中将大、ルイス・アビランの後を受けて3番手として3回を無失点に抑え、この試合の最長イニングを投げていたため初登板初勝利が転がり込んだ[3]。また、この年のポストシーズンではALDSからロースターに登録され、タンパベイ・レイズ(この年は新型コロナウイルスの影響で中立地で、本来はサンディエゴ・パドレスの本拠地であるペトコ・パークでの無観客且つ休養日なしでの開催)との第2戦に登板。この試合では1回を投げて、無失点だった[4]。続く第3戦にも田中将大、チャド・グリーン、ルイス・セッサの後を受け、4番手で登板。この試合でも1回を投げて無失点だった[5]。しかし、チームは最終第5戦までもつれる激戦の末に2勝3敗で惜しくもレイズに敗れ、敗退した。 フィリーズ時代2021年11月19日にT.J.ラムフィールド、ジョエル・バルデスとのトレードで、ドニー・サンズと共にフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[6]。 2024年9月11日に40人枠を外れ、オフの10月10日にFAとなった[7]。 阪神時代2024年12月19日、NPBの阪神タイガースと契約を締結したことが発表された。推定年俸は90万ドル(約1億3500万円)[8]。背番号は42[9]。 選手としての特徴最速98.7mph[10](約158.8km/h)の速球とチェンジアップが主な球種である。他にはスライダー、シンカーを操る[11]。また、MLBでは希少なナックルボーラーでもある[12]。 詳細情報年度別投手成績
MLBポストシーズン投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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