デイヴィッド・L・ローレンス・コンベンション・センター(英語:David L. Lawrence Convention Center、略称:DLLCC)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグのダウンタウンにある139,000平方メートル(1,500,000平方フィート)の広さのコンベンション(集会)、カンファレンス(会議)、エクシビション(展示)のための建築物である。アレゲイニー川の南河岸にあり、2003年に完成した。LEED(Leadership in Energy and Environmental Design、エネルギーと環境に配慮したデザインにおけるリーダーシップ)プログラムが認証した世界で最初かつ最大の建築物である[2]。
概要
建築家ラファエル・ヴィニオリおよびその専門職法人(P.C.)、デューハースト・マクファーレン・アンド・パートナーズ、ゴールドライク・エンジニアリングP.C.により設計された、3億5,400万ドルをかけたリバー・フロント・ランドマークである。29,100 m2(313,400 sq. ft)の展示スペース(うち22,000 m2(236,900 sq. ft)は柱のないスペース)7,100 m2(76,500 sq. ft)の追加展示スペース、2,940 m2(31,610平方フィート)のボールルーム(舞踏室)、51の会議室、2つの250席のレクチャーホール(講演ホール)、電話会議設備、 420 m2(4,500 sq. ft)の商業スペース(現在開発中)がある。建築家のヴィニオリは、目標を「グリーン」建築物と設定し、設計を開始した。2003年、建物は米国グリーンビルディング協会(USGBC、U.S. Green Building Council)によるLEED最上位の「ゴールド認定」認証を獲得し、米国で最初にゴールド認定を獲得したコンベンション・センターおよび世界最大の「グリーン」建築物となった[2][3]。
2004年には構造技術者協会(Institution of Structural Engineers)の最高賞(Supreme Award)を受賞した。本コンベンション・センターは、ファーリー集会のAnthrocon、ピッツバーグ・ボート・ショウ[1]、ピッツバーグRVショウ[2]、ピッツバーグ・ホーム・アンド・ガーデン・ショウ[3]、パイレートフェスト[4]、そしてピッツバーグ・オート・ショウ[5]などの著名な集会のホーム・サイトである。
Toker, Franklin (2007). Buildings of Pittsburgh. Pittsburgh: Chicago: Society of Architectural Historians; Santa Fe: Center for American Places ; Charlottesville: In association with the University of Virginia Press. ISBN0-8139-2650-5