チャイロモリクイナ(Aramides wolfi)は、ツル目クイナ科に分類される鳥類。
分布
エクアドル西部、コロンビア西部、ペルー北西部[1][2]
形態
全長33-36センチメートル[1][2]。顔の羽衣は灰色で[1]、頭頂の羽衣は淡灰色[2]。喉の羽衣は灰白色、頸部や腰の羽衣は赤褐色、体上面や胸部の羽衣は暗黄褐色[2]。腹部の羽衣や尾羽基部の上面を被う羽毛(上尾筒)、尾羽は黒い[1][2]。
額には羽毛がなく、黄色い皮膚が裸出する[1][2]。虹彩は赤い[2]。嘴は黄緑色[1][2]。後肢は淡赤色[1][2]。
生態
標高900メートル以下にある森林、河畔林、マングローブ林、湿原などに生息する[1]。
人間との関係
開発によるマングローブ林の破壊などにより生息数は減少している[1]。
参考文献
関連項目
外部リンク