ソウルスカイ(韓国語: 서울스카이、英語: Seoul Sky)は、大韓民国のソウル特別市松坡区新川洞にあるロッテワールドタワーの117階〜123階に位置する展望台である[1]。117階は入場階、展望階、118階は入場階、スカイデッキ、119階はSKY FRIENDS CAFE、120階は出口階、スカイテラス、フォトゾーン、121階は出口階、店舗、122階はソウルスカイカフェ、123階はプレミアムラウンジバーの123ラウンジで構成されている。展望台は地上500m地点にあり、中華人民共和国上海にある上海中心の展望台(118階、高さ546m地点に設置)に次いで世界で2番目に高く、OECD諸国の中では最も高い展望施設である。117階と118階にメディアスタンドが4つずつ設置されている[2]。スカイデッキは全面がガラス床となっており、最も高いガラス床の展望台である[3]。
地上123階からは、ロッテワールド、マジックアイランド、サムスンSDSタワー、香郡タワー、トレードタワー、ロッテキャッスルゴールド、蚕室ザショップスターパーク、蚕室プルジオワールドマーク、ザショップスターリバー、漢江、石村湖、蚕室大橋、蚕室鉄橋、オリンピック大橋、天湖大橋、広津橋、松坡小学校、牙山中央病院、オリンピック公園、九里市、河南市、江南、テヘラン路、ソウルオリンピック主競技場、南漢山城、城南市、江北区、北漢山などが見える。
入場料は3歳から12歳までが27,000ウォン、13歳以上が31,000ウォンである。事前の予約がなくてもすぐに入場できるファストパスは一律で62,000ウォン。
歴史
2009年に発表されたロッテワールドタワーの建設計画で最上部に展望施設が設けられることが示され、同年着工。2016年12月22日に完成後、2017年4月3日にオープンした。
エレベーター
全てオーチス・エレベータ・カンパニー製である。シャトルエレベーター「スカイシャトル」の速度は分速600mで、地下2階・地下1階の出入口と117階・118階のソウルスカイ入場階までを約60秒で結ぶ。また、LGエレクトロニクスの協力により、スカイシャトルのかごの壁と天井は全面有機ELのスクリーンで覆われている。ドアが閉まると、ソウル市の歴史や景福宮、国会議事堂、蚕室野球場、ロッテワールドタワーなどの映像が映し出される。スカイシャトルの最大収容人数は1台あたり54人で、最大輸送能力のエレベーターとしてギネス世界記録に認定された[4]。
- OD1-OD2(展望台シャトルエレベーター「スカイシャトル」、ダブルデッキ):B2、B1、8、9、117、118、120、121
- OD3-OD4(展望台地下駐車場専用エレベーター):B4-B1
- OD5(展望台内移動用エレベーター):117-123
- OD6(展望台及びプレミアムラウンジ専用エレベーター):121、123
施設構造
階数 |
施設
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123F
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プレミアムラウンジバー(123ラウンジ、地上500m地点)
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122F
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ソウルスカイカフェ
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121F
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お帰り口、ソウルスカイショップ
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120F
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お帰り口、スカイテラス
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119F
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スカイフレンズカフェ
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118F
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入場階、スカイデッキ
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117F
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入場階、スカイショー、スカイステーション
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B1F
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ソウルスカイロビー
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B2F
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スカイプラットフォーム(展示ゾーン)
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出典
外部リンク