センチュリオン(英:Centurion)[1]は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2018年のマーチステークス(GIII)。他、2019年のJBCクラシック(JpnI)3着、2018年の白山大賞典(JpnIII)2着。
デビューは遅く3歳(2015年)3月のダート戦だったが、伊藤工真を背に2連勝。そこから芝に転戦して東京優駿(日本ダービー)トライアルの青葉賞、次いでダートのレパードステークスに参戦するも大敗で、この年は続く1000万下級をクリストフ・ルメールの手綱で勝利した後は2戦とも大敗で終える。
翌4歳(2016年)は降級を挟んで1600万下級を2勝2着2回と好走し、さらに5歳を迎えた2017年はラジオ日本賞で初のオープン勝ちを収める。
6歳となった2018年、マーチステークスに初騎乗となる幸英明とのコンビで出走すると、道中4番手から早め先頭に立ち、クインズサターンをハナ差退け初重賞制覇[2]。幸は「ゲートもスッと出て、良いポジションを取れたし、追ってからもしっかりしていました。言うことないです。力をつけている途中だと思うので、これからどんどん強くなると思います」、田村康仁調教師は「中山なら重賞を取れる可能性が高いと思っていましたし、負けられないという思いでした。レースは思ったより前の位置でしたが、最後もよく踏ん張ってくれました」と語った[3]。なお、このマーチステークスまでに挙げた全8勝はすべて中山競馬場ダート1800m戦で勝ったものであり、無類の中山巧者ぶりを見せつける重賞勝利であった[4]。
次走の白山大賞典で2着、名古屋グランプリでは4着に入るが、この年2度出走したGI級競走では共に2桁着順に大敗。翌年(2019年)連覇を狙ったマーチステークスでも9着に敗れ、浦和競馬へ移籍する[5]。移籍初戦の武蔵国オープンを3馬身差で快勝し、その後も2019年大井記念・東京記念・埼玉新聞栄冠賞2着、2019年JBCクラシック・2020年マイルグランプリ・姫山菊花賞3着と重賞戦線で好走を重ねるが、2年以上勝利から遠ざかっていた。
8歳となった2021年の武蔵国オープンでは、1番人気に応え同レースを2年ぶりに勝利した。その後、2022年4月の幸オープン以降は出走がなく、1年半後の2023年10月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消された[6]。
以下の内容は、JBISサーチ[7]およびnetkeiba.com[8]に基づく。
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