『ステラデウス』(STELLA DEUS)は、2004年10月28日にアトラスより発売されたPlayStation 2用のゲームソフト。
概要
キャラクターデザインおよびアートディレクションを『デビルサマナー ソウルハッカーズ』や『ペルソナ2』でサブキャラクターのデザインを手がけた副島成記が担当している。それまでは金子一馬の弟子として、金子のイラストに近い絵柄のイラストを描いていた副島が、自身のタッチを初めて公開した作品である。
ストーリー
レーバ大陸-ここでは古より「虚無の海」と呼ばれる白い恐怖に脅かされてきた。この白い霧に包まれた地は白塵と化し全てが霧散してしまう。これに対し「エクウェ教」は滅びから逃れることはできず、滅びを静かに受け入れた者は神の元に召されると説き、安らかなる終末の思想を説いた。
一方、「ディグニス」は独自の軍を組織し、「無気力からの解放」と称し神聖フォルナーレ王国を滅ぼし、さらに無気力な者たちを次々と虐殺していった。物語はディグニスの軍が「スフィーダ」の村にやって来た所から始まる。
登場キャラクター
プレイヤーキャラクター
- スフィーダ
- 声 - 高橋直純
- 本作の主人公。亡き父より受け継いだ2本の刀を使う金髪の少年。
- リーン
- 声 - 川澄綾子
- 本作のヒロイン。「虚無の海」の侵食を食い止めようとしている黒髪の少女。
- ヴィゼ
- 声 - 小杉十郎太
- 失われた王国の秘技「錬金術」にて虚無の海の侵食を止め、世界を救おうとしている男性。
- アドニス
- 声 - 豊口めぐみ
- 片腕が錬金術によって作られており、そのことにコンプレックスを持っている少女。
- グレイ
- 声 - 堀川りょう
- クールな性格で皮肉屋の青年。アドニスに惚れている気がある。
敵キャラクター
- ディグニス
- 声 - 大塚明夫
- 末世の英雄と呼ばれている覇王。「滅び」に対し戦いと破壊で憎むべき世界に抗おうとしている。
スタッフ
携帯電話版
ステラデウス 漆黒の精霊
『ステラデウス 漆黒の精霊』(ステラデウス しっこくのせいれい)はPS2用の「ステラデウス」を元にした携帯電話用のアプリゲーム。アトラスモバイルコンテンツで配信されている。PS2版同様のシミュレーションRPGで、ストーリーはオリジナル。PS2版ではキャラクター育成用のステージだった「試練の洞窟」にスポットをあて、全50ステージが用意されている。
ゲームシステムはPS2版のものを基本的に継承しており、AP(アクションポイント)によるRAPバトルやアイテム合成などの要素も継承している。評価の高かった崎元仁、岩田匡治の楽曲も再現されている。
ステラデウス 錬金術の時間
『ステラデウス 錬金術の時間』(ステラデウス れんきんじゅつのじかん)は携帯電話アプリゲーム『ステラデウス 漆黒の精霊』の続編。
iモード版の前作「漆黒の精霊」は裁量性アプリだったが、本作はS!アプリ版と同様に「ウリキリアプリ」として落としきりとなっている。
外部リンク