有限会社スタジオ・ファンタジア(英: Studio Fantasia Co., Ltd.)は、かつて存在した日本のアニメ制作会社。
概要・沿革
土田プロダクションの仕上げ部門で色指定検査をしていた飯塚智久が、同プロダクション倒産のおよそ3年前の1983年に設立した。
設立当初はスタジオジブリなどで動画下請けを中心に活動していたが、1987年に制作された18禁OVA『新くりいむレモン』シリーズの中の一作品である『卒業アルバム くりいむレモン名場面集』で同社初の元請制作を行う。1988年にはガイナックス制作の『トップをねらえ!』でグロス請けを開始し、同年に制作された『プロジェクトA子3 シンデレラ・ラプソディ』で一般OVAに進出した。その後もOVAの制作や他社からのグロス請けを中心に活動しており、2001年に制作された『ナジカ電撃作戦』ではテレビシリーズに進出した。
下請け参加の場合は「スタジオファンタジア」「ファンタジア」の名義でクレジットされていた。
2016年夏の時点で事業を停止し、同年11月16日に東京地裁から破産手続開始決定を受けた[1][2]。2017年9月19日に法人格が消滅した。
作品履歴
テレビアニメ
OVA
ゲーム
仕上担当作品
- テレビアニメ
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- 劇場アニメ
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- OVA
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制作協力
- テレビアニメ
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- 劇場アニメ
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- OVA
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- Webアニメ
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- 亡念のザムド (制作元請:ボンズ、各話制作協力、2008年)
関連人物
アニメーター・演出家
制作
その他
関連項目
脚注
外部リンク
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- 共:共同制作
- 1:「3」と「完結篇」で制作担当
- 2:GRAY SIDEはスタジオシグナルと共同制作
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