ジロ・デ・イタリア 2007はジロ・デ・イタリアとしては90回目の大会。2007年5月12日から6月3日まで全21ステージ、走行距離3486.2kmで行われた。
今大会の概要
悲願のジロ・デ・イタリア初優勝を狙う、ダニーロ・ディルーカが早くも第2ステージでマリアローザを奪い、第4・5ステージでも堅持したが、第6ステージで大集団の中から抜け出したマルコ・ピノッティが区間優勝のルイス・フェリペ・ラヴェルデと同タイムの2位でこの区間を終え、マリアローザを奪取。ディルーカは4分12秒差の総合3位に転落。さらにディルーカはその後も総合順位を下げていくが、第10ステージで区間優勝のレオナルド・ピエポリに18秒差の2位に食い込み、再度総合上位圏内へ。そしてこのステージ終了後、マリアローザはピノッティからアンドレア・ノエに替わるが、2位以下も僅差で続く展開となった。第12ステージ、ディルーカは今大会区間2勝目を挙げ、このステージでノエからマリアローザを奪い返す。その後は徐々に後続との差を広げ、第19ステージでは区間2位のアンディ・シュレクに2分24秒差にまで広げる。第20ステージの個人TTでこそシュレクに29秒縮められるが、結局シュレクに1分55秒の差をつけて総合優勝を果たした。
区間優勝者とマリアローザ
全成績
個人総合
ポイント賞
山岳賞
新人賞
チーム成績
スーパーチーム賞
敢闘賞
アッズーリ・ディタリア賞
脚注
- ^ a b c d e 当初の優勝者はアレサンドロ・ペタッキだったが、のちに剥奪された。
参考文献
関連項目
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