『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』(シンクオアスイム イチかバチかおれたちのゆめ、Le Grand Bain)は、2018年のフランスのコメディ映画。
監督はジル・ルルーシュ、出演はマチュー・アマルリックとギヨーム・カネなど。
実在するスウェーデンの男子シンクロチームが世界選手権で成功を収めた実話をベースに、さえない中年男性たちがシンクロチームを結成、トレーニングに励み、世界選手権での金メダル獲得を目指す姿を描く。第71回カンヌ国際映画祭コンペティション外上映作品[3]。
ストーリー
ベルトランは2年前から患ったうつ病により会社を退職し、引きこもりがちな毎日を送っている。何とか就職し社会復帰をしようとするもうまくいかずもやもやした毎日を過ごしていた。
そんなある日、ベルトランは地元の公営プールで男子シンクロナイズドスイミングチームのメンバー募集の文字を目にし、うまく言い表せない衝動に任せてチーム入りを決意する。だが、そのメンバーは皆ベルトランと同じように、家庭や仕事、将来などに何らかの不安を抱えている中年男性ばかりであった。
元シンクロ選手のデルフィーヌの指導のもと、ベルトランたちは厳しいトレーニングに励み、やがて世界選手権での金メダル獲得を目指すようになる。
キャスト
- シンクロチーム
- コーチ
- その他
作品の評価
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「才能のあるキャストと、おなじみのストーリーに心地よくもほろ苦いひねりを加えたことによって『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』は平均的なフィールグッド(気分をハッピーにさせてくれる)コメディの1,2歩先を行く作品に仕上がっている。」であり、28件の評論のうち高評価は75%にあたる21件で、平均して10点満点中5.9点を得ている[4]。
Metacriticによれば、6件の評論のうち、高評価は1件、賛否混在は5件、低評価はなく、平均して100点満点中47点を得ている[5]。
アロシネによれば、フランスの40のメディアによる平均点は5点満点中4.1点である[6]。
関連作品
- 男性シンクロチームを描いた映画
出典
外部リンク