『ザ・ヒットパレード』は、1979年10月8日〜2000年3月24日[1]まで放送されていたTBSラジオ(旧・東京放送ラジオ部門)のラジオ番組。
概要
歌謡曲のランキングをテーマに扱う番組で、主にナイターのシーズンオフ期に放送された。また、シーズン中の雨傘番組として放送されたことも一時期あった。基本的には関東地方を対象とするローカル番組として放送されたが、その他の番組はJRN系列他にも配信されていた(曜日によっては地方局向けに裏送りバージョンが制作されていた)。放送初期に当たる『毎日がベストテン』『毎日が電話リクエスト』『まんてん電リクランド』『毎日がベストテン NOW BEST3』では、大手ファストフードチェーンのロッテリアが単独協賛スポンサーを務めた。なお、キー局のTBSラジオでの初期番組スポンサーはロッテリア以外の複数社だった。
後番組は『e-NITE』。なお、フジテレビ制作のテレビ番組『ザ・ヒットパレード』は、番組名は同じだが当番組とは何の関連性も持たない。
番組の変遷
ザ・ヒットパレード 毎日がベストテン
- (月曜)ニューミュージックベストテン
- (火曜)有線放送ベストテン(後の『週間有線カウントダウン』)
- (水曜)ヤングアイドルベストテン
- (木曜)演歌ベストテン
- (金曜)週間総合ベストテン
- パーソナリティ
- 小川哲哉(1985年度=1986年3月まで。1984年度まで月〜金、1985年度のみ月〜木)
- 小堺一機(1985年度のみ、金曜)
- オープニングテーマ
- 放送時間
- 1979年度:平日20:30〜21:30 (この当時は「近田春夫コーナー」「今週の歌」「芸能情報」などのコーナーが存在)
- 1980年度:平日19:00〜20:00 (この当時は「エミ子の長いつきあい」を内包)
- 1981年度:平日21:00〜21:40
- 1982年度〜1985年度:平日19:00〜19:55 (これ以降1985年度まで平日18時台〜19時台のワイド番組「小川哲哉のぶっちぎりラジオ」内で放送)
ザ・ヒットパレード 毎日がベストテン/あの歌をもう一度
1986年度〜1988年度のナイターオフ期間の19:00〜20:55に放送。『毎日がベストテン』は19時台、『あの歌をもう一度』は20時台。
『あの歌をもう一度』は以下のジャンルごとに放送。
- 『アイドルプレイバック』(1986年度・月曜 → 1987年度・水曜)
- 『想い出のキャンパスミュージック』(火曜)
- 『ポップスグラフィティ』(1986年度・水曜 → 1987年度・月曜)
- 『演歌アダルト歌謡大全集』(木曜)
- 『映画音楽 ムードミュージック大全集』(金曜)
- パーソナリティ
- 1986年度
- 1987年度
- 1988年度
- 『毎日がベストテン』
- 『あの歌をもう一度』
- 鈴木順(月曜)
- 林美雄(火曜・木曜)
- 宮内鎮雄(水曜・金曜)
ザ・ヒットパレード あの歌をもう一度
1989年度のナイターオフ期間の平日19:00〜20:55に放送
- パーソナリティ
- 林正浩(月曜・火曜)
- 小島一慶(水曜・木曜)
- 金曜は林、小島が隔週で出演
ザ・ヒットパレード(無印 1990年度)
1990年度ナイターオフ期間の19:00〜20:00に放送
- パーソナリティ
ザ・ヒットパレード 花の歌謡ランキング/歌謡エバーグリーン
1991年度のナイターオフ期間の19:00〜20:55に放送(前年度まで続いた「ゴールデン・ワイド」の後継枠)
『花の歌謡ランキング』は19時台、『歌謡エバーグリーン』は20時台。
- パーソナリティ
- オープニングテーマ
- CMフィラー
ザ・ヒットパレード 歌謡エバーグリーン
1992年度・1993年のナイターオフ期間の19:00〜20:55に放送
- パーソナリティ
- 1992年度
- 1993年度
- 戸崎貴広(月曜)
- 林正浩(火曜・水曜)
- 向井政生(木曜)
- 松宮一彦(金曜)※この年度、金曜日は20時まで。20:00〜20:55は同じ松宮パーソナリティの『サーフ&スノウ』を放送。
ザ・ヒットパレード ベストソングブック
1994年度のナイターオフ19:00〜21:00に放送
- パーソナリティ
ザ・ヒットパレード(無印 1995年度)
1995年度ナイターオフ期間の19:00〜20:00に放送
- パーソナリティ
ザ・スーパーヒットパレード
1996年度のナイターオフ19:00〜21:00に放送
- パーソナリティ
ザ・ヒットパレード(無印 1997年度 - 1999年度)
1997年度〜1999年度のナイターオフ20:00〜22:00に放送。1996年度より1時間繰り下がる。
- パーソナリティ
- 1997年度
- 1998年度
- 小島一慶(火曜〜金曜)
- (火曜「週刊有線カウントダウン」、水曜「バック・トゥ・ジ・イヤー」、木曜「ヒットメーカーグラフィティ」、金曜「スーパー電話リクエスト」)
- 1999年度
- 小島一慶(火曜「週刊有線カウントダウン」、木曜「ヒットメーカーグラフィティアゲイン」)
- 朝岡聡(水曜「エバーグリーンミュージック」)
- 浦口直樹(金曜「スーパー電話リクエスト」)
- パーソナリティ
※有線放送会社のキャンシステムが行うリクエストチャートを紹介していた。後に「ザ・ヒットパレード」の冠を外した上で2000年9月まで継続された。詳しくは当該項を参照。ザ・ヒットパレード時代の末期には武方直己アナ(当時)も担当した事があった。
上記ワイド枠以外の「ザ・ヒットパレード」
ザ・ヒットパレード 毎日がベストテン NOW BEST3
北海道放送、東北放送、中部日本放送、ラジオ関西(後に関西地区はラジオ大阪にもネット)、中国放送、RKB毎日放送などの地方局向けに制作された10分番組。
前身番組は同じくロッテリア協賛の『ロッテリア ホット ホット ヒット』(パーソナリティ・鈴木ヒロミツ、後に浜田省吾)。
『NOW BEST3』としての放送は1986年9月で終了し、同10月より『杉山清貴のロッテリア・サウンドウェーブ』がスタート(1989年4月まで)。
- パーソナリティ
松宮(るんるんナイト ワオ!)、エド(エド山口のまんてんワイド)、所(進め!おもしろバホバホ隊)はいずれも当時の夜ワイド番組のパーソナリティ。
- 小川哲哉(1981年4月~1982年9月)
- 松宮一彦(1982年10月~1983年9月)
- エド山口(1983年10月~1984年9月)
- 所ジョージ(1984年10月~1986年9月)
夜ワイド番組枠 (21時以降) 内コーナーの「ザ・ヒットパレード」
ザ・ヒットパレード 毎日が電話リクエスト
1982年10月~1983年10月、「るんるんナイト ワオ!」枠内に放送。
- パーソナリティ
ザ・ヒットパレード まんてん電リクランド
1983年10月~1984年10月、「エド山口のまんてんワイド」枠内に放送。ロッテリア提供の「ザ・ヒットパレード」シリーズは最後[注釈 1]。後継番組の「進め!おもしろバホバホ隊」ではロッテリアは引き続き提供。
- パーソナリティ
ザ・ヒットパレードスペシャル 小川哲哉の歌謡曲で全力投球!
1982年度〜1983年度のナイターレインコート番組として、JRN系列でオンエア。放送は火曜日〜木曜日と土曜日・日曜日。関西では朝日放送経由。のちのプロ野球ネットワークに当たる。[注釈 2]
- パーソナリティ
ザ・ヒットパレードスペシャル 生島ヒロシの歌謡曲で大盛況!
同じ年のナイターレインコート番組としてJRN系列でオンエア。放送は月曜・金曜。当番組の場合、関西では毎日放送経由。のちのプロ野球東西南北に当たる[注釈 2]。
- パーソナリティ
脚注
注釈
- ^ ただし、地方局向けの裏送りバージョン(NOW BEST3)は引き続きロッテリアの提供で1986年まで放送[2]
- ^ a b 大阪府においては、現在も2局が変則クロスネット加盟している関係で月・金曜はMBS、それ以外の曜日(2010年以後の土・日は一部デーゲームのみ)をABCがJRNナイターを担当しているため、放送する趣旨・内容は一緒であるが、出演者とタイトルをABC・MBSのそれぞれに配慮するためあえて変えてある。これはのちの「ナイターミュージックライブラリー/ランド」、および前座(最終の2017年は3時間)枠の「プロ野球東西南北/ネットワーク」(いづれもタイトルは前者は月曜、金曜、後者は他曜日)でも同様である。またABC・MBSでは当番組の本編はネットしておらず、前述のラジオ関西→ラジオ大阪で10分版を放送していた。
出典
関連項目
TBSラジオ(JRN系) 火〜金曜20時台のナイターシーズンオフ番組 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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ザ・ヒットパレード
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