サンフランシスコ近代美術館 (San Francisco Museum of Modern Art、通称SFMoMA) は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ市にある、近現代美術専門の美術館である。
沿革
アメリカ西海岸で初めての20世紀の芸術作品のみを展示する美術館「サンフランシスコ美術館(San Francisco Museum of Art)」として1935年にオープンした。
開館後60年間はサンフランシスコ・ウォーメモリアル舞台芸術センターの退役軍人ビルの上階を使用しており、1975年に「近代美術館」として国際的にも名の通る美術館となった。
1995年には大規模な改修と拡張を行うため、SOMAのヤーバ・ブエナ・ガーデンに隣接した現在の場所に移転。建築家マリオ・ボッタの設計による特徴的な建物になった[1]。この時、ニューヨーク近代美術館(MoMA)と区別するため、「SFMoMA」との愛称の使用を開始した。
2013年からさらなる拡張工事に着手し、2016年に再オープン。拡張された建物は、建築家スノヘッタによるものである。
収蔵作品にはアンリ・マティス[2]やジャクソン・ポロック[3]、リチャード・ディーベンコーン[4]、パウル・クレー[5]、マルセル・デュシャン[6]、アンセル・アダムス[7]、槇文彦[8]、黒川紀章[8]などの33,000点に及ぶ作品がある。
脚注
外部リンク
座標: 北緯37度47分09秒 西経122度24分03秒 / 北緯37.7858度 西経122.4008度 / 37.7858; -122.4008