サム・ハワード

サム・ハワード
Sam Howard
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州バートウ郡カーターズビル（英語版）
生年月日 (1993-03-05) 1993年3月5日（31歳）
身長
体重		 6' 4" ＝約193 cm
195 lb ＝約88.5 kg
選手情報
投球・打席 左投右打
ポジション 投手
プロ入り 2014年 MLBドラフト3巡目
初出場 2018年6月10日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
この表について

サム・ジェームズ・ハワード（Sam James Howard, 1993年3月5日 - ）は、アメリカ合衆国ジョージア州バートウ郡カーターズビル（英語版）出身のプロ野球選手（投手）。左投右打。

経歴

プロ入り前

2011年のMLBドラフト48巡目（全体1449位）でシカゴ・カブスから指名されたが、契約せずにジョージアサザン大学へ進学した。

プロ入りとロッキーズ時代

2014年のMLBドラフト3巡目（全体82位）でコロラド・ロッキーズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級グランドジャンクション・ロッキーズでプロデビュー。14試合（先発13試合）に登板して1勝3敗、防御率5.40、42奪三振を記録した。

2015年はA級アッシュビル・ツーリスツでプレーし、25試合に先発登板して11勝9敗、防御率3.43、122奪三振を記録した。

2016年はA+級モデスト・ナッツとAA級ハートフォード・ヤードゴーツでプレーし、2球団合計で27試合に先発登板して9勝9敗、防御率3.35、140奪三振を記録した。

2017年はAA級ハートフォードとAAA級アルバカーキ・アイソトープスでプレーし、2球団合計で24試合（先発23試合）に登板して5勝8敗、防御率3.32、104奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。

2018年は開幕からAAA級アルバカーキでプレーし、6月10日にメジャー初昇格を果たした[2]。同日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーデビュー[3]。この年はメジャーで4試合に登板して防御率2.25、1奪三振を記録した。オフの11月30日にノンテンダーFAとなった[4]。

2019年1月13日にマイナー契約で再契約を結んでスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[5]。前年と同じく開幕をAAA級アルバカーキで迎えた。7月21日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[6]。この年は20試合に登板して2勝0敗、防御率6.63、23奪三振を記録した。

パイレーツ時代

2019年10月30日にウェイバー公示を経てピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[7]。

2020年は22試合に登板し、2勝3敗4ホールド、27奪三振、防御率3.86を記録した。

2021年は54試合に登板し、3勝4敗11ホールド、60奪三振、防御率5.60を記録した。

2022年5月7日にDFAとなった[8]。

タイガース傘下時代

2022年5月13日にウェイバー公示を経てデトロイト・タイガースへ移籍し、傘下のAAA級トレド・マッドヘンズへ配属された。7月5日にDFAとなり[9]、9日にマイナー契約となった（そのままAAA級トレドに所属）[8]。

投球スタイル

フォーシームは最速96.2mph[10]（約154.8km/h）・平均92mph（約148.1km/h）と決して速くはないが、高めへの伸びが素晴らしく、スライダーともども空振りを多く奪う。課題は一発病で、2020年シーズン終了時でのメジャー通算被本塁打率は1.84となっている[11]。

詳細情報

年度別投手成績

年

度		 球

団		 登

板		 先

発		 完

投		 完

封		 無
四
球		 勝

利		 敗

戦		 セ
丨
ブ		 ホ
丨
ル
ド		 勝

率		 打

者		 投
球
回		 被
安
打		 被
本
塁
打		 与
四
球		 敬

遠		 与
死
球		 奪
三
振		 暴

投		 ボ
丨
ク		 失

点		 自
責
点		 防
御
率		 W
H
I
P
2018 COL 4 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 20 4.0 5 0 3 0 1 1 0 0 1 1 2.25 2.00
2019 20 0 0 0 0 2 0 0 0 1.000 91 19.0 21 5 10 0 3 23 2 0 16 14 6.63 1.63
2020 PIT 22 0 0 0 0 2 3 0 4 .400 90 21.0 17 4 9 0 3 27 0 0 10 9 3.86 1.24
2021 54 1 0 0 0 3 4 0 11 .429 199 45.0 34 7 32 1 3 60 2 0 29 28 5.60 1.47
MLB：4年 100 1 0 0 0 7 7 0 15 .500 400 89.0 77 16 54 1 10 111 4 0 56 52 5.26 1.47
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績

年
度		 球
団		 投手（P）
試

合		 刺

殺		 補

殺		 失

策		 併

殺		 守
備
率
2018 COL 4 0 1 0 1 1.000
2019 20 0 3 0 0 1.000
2020 PIT 22 1 2 0 0 1.000
2021 54 1 5 1 1 .857
MLB 100 2 11 1 2 .929
  • 2021年度シーズン終了時

背番号

  • 61（2018年 - 2019年）
  • 54（2020年 - 2022年）

脚注

  1. ^ Steve Gilbert (2017年11月20日). “Rockies add 4 players to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2021年9月18日閲覧。
  2. ^ https://daily-tribune.com/stories/cartersvilles-howard-pitches-scoreless-inning-in-mlb-debut,19098
  3. ^ “Arizona Diamondbacks at Colorado Rockies Box Score, June 10, 2018” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年9月18日閲覧。
  4. ^ Thomas Harding (2018年11月30日). “Arenado, Story among 7 tendered contracts” (英語). MLB.com. 2021年9月18日閲覧。
  5. ^ Mark Polishuk (2019年1月13日). “Minor MLB Transactions: 1/13/19” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年9月18日閲覧。
  6. ^ Anthony Franco (2019年7月21日). “Rockies Designate Mark Reynolds For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年9月18日閲覧。
  7. ^ Anthony Franco (2019年10月30日). “Pirates Claim Sam Howard” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年9月18日閲覧。
  8. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2022年7月16日閲覧。
  9. ^ Steve Adams (2022年7月5日). “Tigers Designate Sam Howard For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年7月16日閲覧。
  10. ^ 2021年のアトランタ・ブレーブス戦で計測
  11. ^ 「ピッツバーグ・パイレーツ」『2021MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』 日本スポーツ企画出版社 105頁

関連項目

外部リンク

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