コパ・イベリカ(西 : Copa Ibérica, 英語 : Iberian Cup)またはタッサ・イベリカ(葡 : Taça Ibérica)は、かつてイベリア半島で行われていたサッカーの国際大会である。スペインとポルトガルから、各国主要大会の優勝クラブが1クラブずつが参加するが、参加クラブはリーグ戦の優勝クラブとは限らない。
歴史
コパ・イベリカ
第1回コパ・イベリカは、1935年7月7日に1試合制で行われた。プリメイラ・リーガ優勝のFCポルトとラ・リーガ優勝のレアル・ベティスが参加し、ポルトが4-2で勝利した。第1回大会は両国のサッカー連盟から公式には認知されていない。第2回コパ・イベリカは、第1回大会の48年後の1983年に2試合制で行われた。プリメイラ・ディヴィゾン優勝のSLベンフィカとラ・リーガ優勝のアスレティック・ビルバオが参加し、2試合合計4-3でベンフィカが勝利した。第2回大会は両国のサッカー連盟に公式に認知され、ポルトガルサッカー連盟 (FPF) がトロフィーを提供した。第3回コパ・イベリカは、1991年に2試合制で行われた。コパ・デル・レイ優勝のアトレティコ・マドリードとプリメイラ・ディヴィゾン優勝のベンフィカが参加し、2試合合計4-3でアトレティコが勝利した。
コパ・ペニンスラール
2000年にはコパ・ペニンスラールと名称を変え、1試合制で大会が行なわれた。UEFAチャンピオンズリーグ優勝のレアル・マドリードとプリメイラ・リーガ優勝のスポルティングCPが参加し、スポルティングが2-1で勝利した。
レコパ・イベリカ
2005年にはレコパ・イベリカと名称を変え、1試合制で大会が行なわれた。タッサ・デ・ポルトガル優勝のヴィトーリア・セトゥーバルとコパ・デル・レイ優勝のベティスが参加し、ヴィトーリア・セトゥーバルが2-1で勝利した。
歴代大会結果
外部リンク