グンナー・ネルソン(Gunnar Nelson、1988年7月28日 - )は、アイスランドの男性総合格闘家。レイキャヴィーク出身。ミョルニル/SBGアイルランド所属。ガンナー・ネルソンとも表記される。
伝統派空手の構えから、直突きのタイミングで組んでテイクダウンを奪うなど空手と柔術をミックスした独自の技術を持つ[3]。
幼い頃はアイスホッケーとサッカーをしていた。14歳から剛柔流空手を始め、国内大会で3連覇を果たした。17歳からジョン・カヴァナーの下でブラジリアン柔術を始め、3年で茶帯を授与された[1]。2007年に総合格闘技デビュー。
2009年6月、世界柔術選手権に出場し、茶帯メジオ級で準優勝を果たした。
2009年9月、ADCC 2009に出場。88kg未満級では1回戦敗退となるも無差別級で4位となり、ヘンゾ・グレイシーからブラジリアン柔術黒帯を授与された[3]。
2009年12月、パンアメリカン柔術選手権に出場し、黒帯メジオ級で優勝、アブソルート級で準優勝を果たした。
2012年9月29日、UFC初参戦となったUFC on Fuel TV 5でダマルケス・ジョンソンと対戦し、リアネイキドチョークで一本勝ちを収めた。
2014年3月8日、UFC Fight Night: Gustafsson vs. Manuwaでオマリ・アフメドフと対戦し、ギロチンチョークで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2014年7月19日、UFC Fight Night: McGregor vs. Brandaoでザック・カミングスと対戦し、リアネイキドチョークで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2014年10月4日、UFC Fight Night: Nelson vs. Storyのメインイベントでリック・ストーリーと対戦し、1-2の判定負けでキャリア初黒星を喫した。
2015年12月12日、UFC 194でウェルター級ランキング6位のデミアン・マイアと対戦し、0-3の判定負け。
2016年5月8日、UFC Fight Night: Overeem vs. Arlovskiでウェルター級ランキング13位のアルバート・トゥメノフと対戦し、ネッククランクで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2017年3月18日、UFC Fight Night: Manuwa vs. Andersonでアラン・ジョウバンと対戦し、ギロチンチョークで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2017年7月16日、UFC Fight Night: Nelson vs. Ponzinibbioでウェルター級ランキング14位のサンチアゴ・ポンジニッビオと対戦し、左ジャブでキャリア初のKO負けを喫した。
2018年12月8日、UFC 231でウェルター級ランキング13位のアレックス・オリベイラと対戦し、グラウンドの肘打ちで大流血に追い込んだ後、リアネイキドチョークで一本勝ち。試合後にオリベイラはカットした額を29針縫うことになった[4]。
2019年3月16日、UFC Fight Night: Till vs. Masvidalでウェルター級ランキング10位のレオン・エドワーズと対戦し、1-2の判定負け。
2022年3月19日、約2年半ぶりの復帰戦となったUFC Fight Night: Volkov vs. Aspinallで佐藤天と対戦し、3-0の判定勝ち[5]。
2023年3月18日、UFC 286でブライアン・バーバリーナと対戦し、腕ひしぎ十字固めで1R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[6]。
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