クラントル 83982 Crantor
クラントルの軌道（青色）。 灰色は木星の軌道。
仮符号・別名	2002 GO9
分類	小惑星
軌道の種類	ケンタウルス族
発見
発見日	2002年4月12日
発見者	NEAT
軌道要素と性質 元期:2013年4月18日 (JD 2,456,400.5)
軌道長半径 (a)	24.676 AU
近日点距離 (q)	14.0252 AU
遠日点距離 (Q)	19.3504 AU
離心率 (e)	0.27520
公転周期 (P)	85.12 年 (31091 日)
軌道傾斜角 (i)	12.78844°
近日点引数 (ω)	92.495°
昇交点黄経 (Ω)	117.4056°
平均近点角 (M)	46.339°
前回近日点通過	2002年頃
次回近日点通過	2088年頃
物理的性質
直径	60+15 −13 km[1]
絶対等級 (H)	8.5983
■Template （■ノート ■解説） ■Project

クラントル (83982 Crantor) は、太陽系の小惑星のひとつ。土星と海王星の間を巡る楕円軌道にある。

2002年、アメリカ航空宇宙局 (NASA) の地球近傍小惑星追跡プロジェクト (NEAT) によって発見された。ギリシア神話のラピテス族の王ペイリトオスの結婚式に招待され、ラピテス族とケンタウロスの争いで戦った勇士クラントルに因んで名付けられた。

2006年には、クラントルが天王星のトロヤ群に属する事が示唆されたが、実際にはクラントルは土星の重力の影響を受けて軌道が不安定であり、実際には属していないと考えられている^[2][3]。

2010年、冥王星探査機ニュー・ホライズンズが遠方から探査を行った。

• 小惑星の一覧 (83001-84000)

• クラントルの軌道要素（JPL、英語）