黒龍会の構成員のノーフェイス(No Face)、ターシャ(Tasia)、ジャレック、トレマーを組織を改革するという名目で特殊部隊の拘置所から解放。しかし、カノウの真の目的は特殊部隊の追跡を足止めするための駒として4人を利用することだった。逃走中に特殊部隊を全滅させ外界へと向かい、そこで「Eye Of Chitian」というアーティファクトを回収し、驚異的な力を物にした。その後、特殊部隊のジャックスはカノウを人間界へと連行するが、逃走を許してしまう。同作では、ジャックスがカノウの目を損傷させたことが判明した。
カノウは初代『MK』に最後に追加されたキャラクターで、ソニアの敵としての役割を担っていた[18]。開発段階では、2つの赤い目が付いた大きなヘルメットを被っていたが、その案はキャンセルされ、右目の上に小さな金属片を装着した。当初は眼帯の着用を想定していたが、アーノルド・シュワルツェネッガーが演じた『ターミネーター』に登場するキャラクターをイメージした金属製のプレートに変更された[19][20]。「Mortal Kombat: Deception」のバイオグラフィで、モータルコンバットの共同制作者のエド・ブーンは、第1作目のカノウの人工的な眼はプラスチックのマスクの一部を切り取って銀色に塗装し、それを俳優のリチャード・ディビシオの顔にスピリットガム(英語版)で接着し、眼の赤外線はデジタルで追加したと記述している。「MK」ではシンプルな白のチュニックを着ていたが、『MK3』では赤と黒に変更された。ディビシオは、「『いいぞ、あんな白い空手着捨てちまえ!』と思った("I thought, 'Good, get rid of that white karate outfit!'")」と語り、対戦前の画面のポーズは「意地の悪いカノウの顔( "mean Kano face")」を表していると述べた[21]。 彼を象徴する心臓を抜き取るフェイタリティは、「インディ・ジョーンズ」のファンであるディビシオが特に気に入っている作品「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」からヒントを得た彼のアイデアである[22]。
『MK』の衣装は『MK:DA』と『MK:A』で隠しコスチュームとして復活し、両作での初期コスチュームは黒いベストでシャツなし、首にはソーニャの毛束を取り付けた紐を下げている[23]。眼の他に後発の作品においても不変の外見的特徴、胸に装着したバンドリアー(英語版)で、赤く発光する。『MKX』では3つのバリエーションごとに異なる色で点滅する。リブート版は当初「Mortal Kombat 8」と仮称を付けられており、ミッドウェイ・ゲームズのコンセプトアーティストであるヴィンセント・プロセが、黒龍会の犯罪者から「日本とアメリカ軍人のハーフのワル("half Japanese, half U.S. military badass")」へと「劇的に改造("dramatically revamped")」し、フェイスプレートとシンプルな白い道着と赤い帯、足首に重いテーピングをした裸足の姿のコンセプト画が描かれていた[24]。リブート版が中止された代わりに「Mortal Kombat vs. DC Universe」が開発され、カノウの黒龍会の出自はそのままにゲームに収録された。
「MK」のカノウの特殊技は「Knife Throw」(ナイフ投げ)で、スコーピオン以外に飛び道具が物理的な武器であるキャラクターは2人しかおらず、体術である「Cannonball」は丸まって相手に突撃するものであった。セガビジョンズ(英語版)はKnife Throwを「強力な遠距離攻撃であり、扱いも簡単だ("a strong distance weapon and easily thrown")」と評している[25]。 また、カノウはより生々しいフェイタリティを持っており、相手の胸に手を突っ込み、まだ動いている心臓をもぎ取るという内容である。修正がかけられたSNES版では、代わりにパンチで相手の胸骨を骨折させるフェイタリティに差し替えられている。ブーンは、カノウのフィニッシャーには「相手の体に残る跡("mark left on the opponent's body")」が無いため、同作のサブゼロのフェイタリティ「Spine Rip」の方が目立っていると主張している[26]。カノウはメモリの都合でゲームギア版の『Mortal Kombat』ではカットされ、アーケード版のエンディングにおける自動小銃を持った静止画はSega Genesis版で削除された[27][28]。
「Mortal Kombat II」ではカノウは使用できない。シリーズの共同制作者であるジョン・トビアスは1994年のGameProのインタビューで、MKでは「カノウとソニアはおそらく最も使用回数が少ないキャラだろう。我々(ミッドウェイ)はそれでも彼らをストーリーに登場させたかったので、囚われの身となった状態で出した("Kano and Sonya were probably picked the least. We [Midway] still wanted to include them in the storyline, so we had them captured.")。」と述べている。そして、今後の展開でカノウとソニアが復活させることを認めた[29]。『MK3』で2人は再び使用可能になり、旧作の技はそのままに、新たに相手を持ち上げて激しく揺さぶるカノウの技「Grab and Shake」が追加された。「MK」と比較してフェイタリティはいくらかマイルドに表現されており、眼球から放たれるレーザーで相手を爆発させたり、喉から骨格を引き抜いて持ち上げるなど、2つとも流血描写が無かった。同作には隠しNPCのヌーブ・サイボットが登場しており、カノウのスプライトを黒一色にシルエットに塗り替えたキャラクターである。「Ultimate Mortal Kombat 3」と「Mortal Kombat Trilogy」では従来の色違い忍者のグラフィックに変更されたが、「MK」と「MK3」のカノウも使用できる。
「Eye Laser」は『MK:DA』では特殊技として収録され、一対のナイフを振り回す「Ear to Ear」という技を持っており[30]、これは1995年の映画で、カノウがソニアに、彼女のパートナーの喉を「耳から耳まで("from ear to ear")」ナイフで切り裂いたと告げるシーンにちなんでいる。彼の戦闘スタイルの1つは皮肉にも、使い手を怪我から守る防御的な武道の合気道である[31]。「Mortal Kombat: Deception」ではKonquestのみ登場する。ライバル組織Red Dragonと反目し合いながら、新キャラクターのキラとコブラで黒龍会を改革しカバルが新リーダーとして就任したが、カノウは『MK:A』で復帰した。
Prima Games(英語版)が出版した2011年のリブート版の公式ガイドによると、カノウの「『怯んだ隙にコンボを決められる』ファイトスタイルは対戦するのにイライラすることもあるが、『Ultimate Mortal Kombat 3』時代からの熱心なカノウ使いなら、彼が完全に自分のスタイルに合致していることに気付くだろう("'flinch and you will be comboed' style can be frustrating to play against, but if you are a die-hard Kano user back from the Ultimate Mortal Kombat 3 days, you will find that Kano completely fits your style")」と述べられている。また、同ガイドでは他のキャラクターとの対戦では、過度に手強いわけでもなく、大きく不利な戦況に陥るわけでもないと評されている[32]。「Mortal Kombat X」では他のキャラクター同様、3種のバリエーションが用意されている[33]。
メディアミックス作品
マリブ・コミックス(英語版)で連載された1994年の連続シリーズ「Blood & Thunder」では、ジョン・トビアスのMKのコミックを引用し、ソニアと特殊部隊から逃れ、シャン・ツンの船でジョニー・ケイジと口論になり、彼に倒される場面が詳細に描かれている[34]。第2話では、作中2回しか行われなかったトーナメント戦の1つが開催され、カノウはソニアと島に同行したパートナーであり、サイバネティックスを施して武装したランスを「Heart Rip」のフェイタリティで殺害している。シャン・ツンの部屋に侵入した折、彼の所持する神話的な書物「Tao te Zhan」を盗み、ゴローに捕まり他のキャラクターとともに洞窟に幽閉される寸前まで自分の体に隠すことに成功する[35]。その次の号で一同はゴローに殴られた後、ライデンが助けに来て洞窟から脱走する。しかし、外界に散り散りになってしまい、カノウとリュウ・カンは行動を共にするが、互いに衝突し合った。カノウは、スコーピオンに奪われた書物を取り戻そうと、外界のミュータントたちと共謀してリュウ・カンと彼らを戦わせ、リュウ・カンの背中に不意にナイフを突き刺し、殺害を試みた。 第6話では、サブゼロを倒すが、その後ソニアに倒された。ストーリーは人間界の戦士が外界人に勝利し、カノウがソニアとジャックスに拘束される場面で終了するが、1995年の2話号連続で連載されたシリーズ「U.S. Special Forces」の第1弾に収録されたストーリー「Breakout」ではカノウは登場せず、Rojackという黒龍会の人物が主要悪役として活躍する[36]。 同年、カノウは3話が連載されたシリーズ「Rayden & Kano」にも登場し、ライデンはカノウに魔法の剣「Ebbonrule」を贈り、贖罪のためにシャオ・カーンを殺してくれることを期待したが、逆にカノウは神の力と引き換えにカーンに剣を譲渡した。
1995年公開の映画「モータルコンバット」では、イギリス出身の俳優トレヴァー・ゴダードが演じた。ゲームで描かれたカノウとソニアのライバル関係が発展し、ソニアは自分のパートナー(名前無し)を殺したカノウへの復讐を誓った。シャン・ツンはソニアをモータルコンバットの大会に誘い込むためにカノウを雇い、彼女を倒した後に報酬を与えることを約束するが、「傷はつけずに屈辱を与えるだけだ("not to be harmed, only humiliated")」と要求した。カノウはソニアを誘導してシャン・ツンの船に乗り込ませ、その後ゴローと会話していたケイジ、ソニア、リュウ・カンに目撃される。カノウはソニアに敗れ、シャン・ツンは彼女にトドメを刺すよう煽り、ソニアは彼の首を折って要求に応じた。 映画のノベライズ版では、食事シーンでカノウがビジネススーツを着ている描写がある。序盤で特殊部隊と国際タスクフォースによる黒龍会のメンバー逮捕の共同作戦が失敗し、カノウがタスクフォースの中尉を殺害し、そこでソニアの殺害されたパートナーの正体が明らかになっている[37][38]。ソニアが自身は誰の物でもないと宣言し、シャン・ツンの策略に乗らなかったため、カノウは戦闘を免れた。終盤、ソニアに捕まって手錠を掛けられた[37]。カノウの衣装は、ゲームでのデザインは採用されず、裸に茶色のベストを着ており、ソニアと戦う時はピンストライプのスラックスと金属製のチョーカー、コンバットブーツのみを着用しているため、映画ではミニマルな衣装になっている。映画公開に先立ち、Prima Lifestylesから出版されたコンパニオンブックには、彼の人物像がこう記されている。「"A strapping Australian talented in all forms of martial arts, he's particularly skilled with a knife. He seems to enjoy his cat-and-mouse game with Sonya, which began after he murdered her partner."(あらゆる格闘技の才能を持つ屈強なオーストラリア人で、特にナイフの扱いに長けている。ソニアとのいたちごっこのゲームを楽しんでいるようだが、それは彼が彼女のパートナーを殺害した後に始まった。)」[39]。
舞台作品「Mortal Kombat: Live Tour」ではメインキャラクターとして登場し、格闘家のJoseph "Eddie" AcavedoとMark Chemeleskiが演じた[40]。
アニメシリーズ「Mortal Kombat: Defenders of the Realm」では2回登場し、声優はマイケル・デ・バレス(英語版)が務めた。 第6話「Familiar Red」では、シャオ・カーンと協力して人間界の防衛軍を騙し、全世界に生じた偽の次元の裂け目を追わせた。また、第1回大会前にカノウがソニアの特殊部隊のパートナーのWexlerを殺害するシーンがフラッシュバック(ソニアの視点とジャックスによるナレーション)したが、このシーンではカノウが「MK3」のデザインで登場し、連続性違反が発生している[41]。第11話「Amends」で初めてカバルと対峙する。カバルは黒龍会から離反して善の勢力に転じ、その結果カーン軍によって顔面に重傷を負わされた。カノウの黒龍の仲間は、坊主頭の者と顔に刺青が入った者が登場し、ポータルを開くために使用される地下発電機を操作していた。彼らは結末で人間界の戦士たちによってあっけなく倒され、カバルは爆弾で機械を爆発させるが、カノウは脱出に成功する[42]。
初代「MK」のキャラクターとともに、カノウはジ・イモータルズ(英語版)が手掛けた1994年のアルバム『Mortal Kombat: The Album(英語版)』に収録されたイメージソングでクローズアップされた。曲名は「Use Your Might」で、女性ボーカルが主観視点でモータルコンバットの参加者の中で「最も強い("the strongest of them all")」と賞賛している点が特徴。
2012年、UGO.com(英語版)の記事「Top 50 Mortal Kombat Characters」において24位にランクインし[52]、同サイトでは2011年、カノウは「ロボコップ」と「スタートレック」のキャラクター「セブン・オブ・ナイン」を抑えて歴代7位のサイボーグキャラクターとしてランクインした[53]。2015年、Den of Geekの「Mortal Kombat: Ranking All the Characters」では17位にランクインし、「カノウは変わり種のクズで、彼の存在が本シリーズをより良い作品にした。(しかし)1995年の映画でのトレヴァー・ゴダードのロックな演技がなければ、おそらく彼はこれほど上位にランクインしなかっただろう("Kano is a special kind of scum, and the series is better for him existing ... [but] he probably wouldn’t rank quite as high if not for Trevor Goddard’s rocking performance in the first movie.")」とコメントされた[54]。Cheat Code Centralのジョシュ・ワータネンは、「Top 10 Mortal Kombatants」と題した記事で5位に挙げた[55]。また、Game Revolution(英語版)のアンソニー・セベリーノによって2011年の特集「Top 10 Old School Mortal Kombat Characters」で取り上げられている[56]。 Saldanaは「カノウは「MK」のスタッフが劇中の描写にマッチするように彼のすべての要素を再構成したほど、映画を盛り上げることに一役買ったキャラクターだ(MK team retconned everything about Kano to fit that portrayal")」と賞賛しているが、Modojo.comのChris Buffaは説明なしに「MK3」の最悪のキャラクターのリストにカノウを選出している[57]。
フィニッシュムーブに関して
2011年、UGO Networks(英語版)のRussell Frushtickが公開した記事「Mortal Kombat Fatalities Top 11」では『MK』の「Heart Rip」が2位にランクインし、単独で「ビデオゲームにおける暴力反対の支持者を誕生させた("herald[ing] the birth of anti-video game violence advocates")」と評価され、「鼓動を刻んでいる心臓を抜き取る様はまるでモラ・ラムのようだ("ripping the beating heart out of an opponent's chest like he's some sort of Mola Ram")」と形容している[52][58]。2014年、Prima Games(英語版)が選出したシリーズの上位のフェイタリティでは、サブ・ゼロの「Spine Rip」に次いで2位にランクインした[59]。 2008年、GamePro(英語版)はSNES移植版におけるパンチで相手の胸郭を叩き割るフェイタリティを「The 12 LAMEST Fatalities(最もつまらないフェイタリティ12選)」と題した記事で1位に挙げた[60]。ScrewAttack(英語版)のCraig Skistimasは、同サイトの「Top 10 Mortal Kombat Fatalities」で『MK3』の「Skeleton Removal」を6位にランクインさせた[61]。反面、Game InformerのDan Ryckertは「Mortal Kombat's Best And Worst Fatalities」と題した記事で「The Confusing(わけの分からない)」という枠で前述のフェイタリティを紹介した[62]。
「MKvs.DCU」におけるフェイタリティ「Stomach Pounce」は、本作自体が『モータルコンバット』の暴力描写を抑えたタイトルとして否定的に評価されている中で、手心を加えている点が特に批判された。そのため、GameProの「Top 12 Lamest Fatalities」(5位)に2回ピックアップされ、同誌は「(開発者が)努力を怠ったせいだ("absolutely no effort was put in [by the developers in] creating it.")」とコメントしている[60]。 Game Informerは、これをシリーズで最悪のフィニッシャーと評し[63] 、Game Rantからも同様の反応を得ており、キャラクターとの関連性がないと付言された[64]。1UP.com(英語版)のDavid Saldanaは「Top 10 Worst Mortal Kombat Fatalities」で7位に挙げた[65]。 ScrewAttackが2011年に発表した「Top 10 Worst Mortal Kombat Fatalities」のリストでは、「Stomach Pounce」が「MKvs.DCU」の代表的なフェイタリティとして挙げられている[66]。
『MK9』のフェイタリティ「Heart Transplant」(素手で相手の首を切り、心臓を切り取ってから頭を胸腔に押し込むという内容)は、シリーズの上位のフィニッシャーとして『We Got this Covered』に評価され[67]、WhatCultureのトニー・サールが2014年に公開した「Mortal Kombat: 20 Horrifically Stomach-Churning Fatalities(見てて胃がキリキリしてくる恐ろしいフェイタリティ20選)」では18位にランクインした[68]。
^彼の経歴は1995年の小説『Mortal Kombat』(著 : Jeff Rovin)の一節でさらに詳細に説明されており、ゴローはシャン・ツンに対して「“Kano was only five years old when [the Black Dragon] found him, an orphan stealing from American soldiers and [Japanese] natives alike. He had the good fortune to steal from one of the members, who admired his skills and they took him in.”((黒龍会に発見された時)カノウはわずか5歳、アメリカの兵士と(日本の)先住民に対して盗みを働く孤児だった。彼は幸運にも黒龍会メンバーの1人から盗むことに成功し、その腕前を評価され、組織は彼を引き取った)」と説明している。[3]
^Ueshiba, Kisshōmaru (2004). The Art of Aikido: Principles and Essential Techniques. Kodansha International. p. 70. ISBN4-7700-2945-4
^Mortal Kombat: Prima Official Game Guide, page 115.
^[1] - primagames.com. Retrieved September 3, 2019.
^Charles Marshall (w), Patrick Rolo (p), Bobby Rae (i). "Mortal Kombat: Blood & Thunder #1" Mortal Kombat (July 1994). Malibu Comics
^Charles Marshall (w), Patrick Rolo (p), Steve Biasi, Bobby Rae, Larry Welch (i). "Blood & Thunder #2" Mortal Kombat (August 1994). Malibu Comics
^Mark Paniccia (w), Patrick Rolo (p), Abraham Madison (i). "Mortal Kombat: U.S. Special Forces #1 & 2" Mortal Kombat (January & February 1995). Malibu Comics
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