アルテ・ブリュッケ(独: Alte Brücke, 英: The Old Bridge)は、ドイツ連邦共和国ヘッセン州フランクフルト・アム・マインにある橋。アルテ橋[2]とも表記される。
概要
鋼鉄製の橋であり、マイン川に架橋されている。橋の長さは 237.4 メートルであり、幅員は 19.5 メートルである。
この橋の最初の記録は、1222年にさかのぼる[4][5]。この橋は19世紀まで、右岸のアルトシュタット(ドイツ語版)地区と左岸のザクセンハウゼン地区とをつなぐ唯一の橋であった[6][4]。
1338年までに、橋のザクセンハウゼン側に礼拝堂が設けられ、橋の両端に2本の塔が設置された。しかしながら、これらは、1342年に発生したマグダラのマリアの洪水(英語版)で破壊された[6]。
この橋は、1342年の洪水の他に、1306年の洪水や1414年の火災など、様々な災害に見舞われてきた[6]。1912年から1926年にかけて再建工事が行われている[7]。1965年にも再建工事が行われている。
上流には、近いものから順に、オーバーマインブリュッケ(ドイツ語版)、フレーサー橋(ドイツ語版)がある[8]。下流には、近いものから順に、アイゼルナー橋(ドイツ語版)、ウンターマイン橋(ドイツ語版)、ホルバイン橋(ドイツ語版)、フリーデンス橋(ドイツ語版)がある[2][4][8]。
周辺
橋の北側には、聖バルトロメウス大聖堂(ドイツ語版)、フランクフルト歴史博物館(ドイツ語版)、聖ニコライ教会(de:Alte Nikolaikirche)、ドム・レーマー駅(ドイツ語版)、シルン美術館などがある[10][8]。
橋の南側には、イコン博物館(ドイツ語版)、ドイツ騎士団教会(ドイツ語版) などがある[4]。橋が縦断しているマイン島 (ドイツ語: Maininsel) には、アートギャラリーがある[11]。
脚注
参考文献
外部リンク