アジアハイウェイ8号線(アジアハイウェイ8ごうせん)は、アジアハイウェイの路線の一つで、 総延長は4,435km[1]である。
概要
起点はロシア連邦レニングラード州ヴィボルグスキー地区(英語版)トルフィノブカで、ヴィボルグからカレリア地峡を通りサンクトペテルブルクに向かった後、サンクトペテルブルクから南東に進路を変え、ノヴゴロド、モスクワを通り、ボルゴグラードからはボルガ川南岸沿いを通る。カザフスタン国境近くのアストラハンからはカスピ海沿いに南下し、カルムイク共和国やダゲスタン共和国を通り抜けてアゼルバイジャンに入る。
ヨーロッパからアジアに入ったアジアハイウェイ8号線は首都バクーを通り、アゼルバイジャンからイランに入ることで、起点から続いた欧州自動車道路との重複区間が終わる。イランに入ったアジアハイウェイ8号線はギーラーン州ラシュトでカスピ海を離れて南下し、ガズヴィーン州ガズヴィーンで アジアハイウェイ1号線と合流してテヘランに向かう。その後、アジアハイウェイ8号線はテヘラン西郊を通って再び南下し、イラク国境に近い港町であるフーゼスターン州バンダレ・エマーム・ホメイニーが終点となる。
なお、アジアハイウェイ8号線はイラン国内の一部区間を除き、他のアジアハイウェイ及び欧州自動車道路との重複区間となっている。
経路
ロシア連邦
アゼルバイジャン
イラン
国境
脚註
出典
関連項目