『アイ・スパイ』(I SPY)は、1965年から1968年まで放映されたアメリカ合衆国のテレビドラマである。 2002年にエディ・マーフィ、オーウェン・ウィルソン出演のリメイク映画が公開された。
概要
CIAのエージェントであるケリー・ロビンソンとアレキサンダー・スコットが、プロ・テニス選手とそのトレーナーとして世界を転戦しながら、さまざまな任務を遂行する。
1965年9月15日から1968年4月15日まで、アメリカ合衆国NBC系で3シーズンにわたり、82話が放映された。日本(関東地区)では、第1シーズンが1966年にNETで、第2シーズンが『スパイ専科'70』のタイトルで1970年に日本テレビで、第3シーズンが1975年から1976年まで東京12チャンネルで放映された。[1]
出演
日本語版吹き替え
スタッフ
- 製作総指揮:シェルドン・レナード
- 製作:モートン・S・ファイン、デビッド・フリードキン
続編
1994年2月3日にアメリカ合衆国で続編の単発ドラマ『アイ・スパイ・リターンズ』 (I Spy Returns) が放映された。
出演
スタッフ
- 製作総指揮:ビル・コスビー、デヴィッド・R・ギンズバーグ、シェルドン・レナード
- 製作:マイケル・O・ギャラント
- 監督:ジェリー・ロンドン
- 脚本:マイケル・ノレル
ノベライズ
ジョン・タイガー (John Tiger = Walter Wager) によるノベライズ作品が Popular Library より出版された。
- I Spy (1965)
- I SPY #2:Masterstroke (1966)
- I SPY #3:Superkill (1967)
- I SPY #4:Wipeout (1967)
- I SPY #5:Countertrap (1967)
- I SPY #6:Doomdate (1967)
- I SPY #7:Death-Twist (1968)
日本では早川書房から上記第1巻の日本語訳が出版された。
映画
出演
※括弧内は日本語吹替
- ボクシング世界ミドル級チャンピオン。初登場時点で56戦56勝の実力者。陽気な性格で口が達者の自信家。ジェット機を持っているが操縦できない。自分をフルネームで呼ぶことが多い。素人ながら武器の扱いにたけており、すぐに銃を使いこなした。世界チャンピオンだけに肉体能力が高く高いところから落ちた際にはアレックスは怪我をしたがケリーはしなかった。ボクサーになる前は車の運送屋をしていたようで、それがカーチェイスにも活かされた。おばあちゃんっ子でケリーも慕っていた。
- 国際保安局BNSのスパイ。ケリー曰く、身長175cm。スパイだけあり運動神経がよく、頭の回転が速いが現場では空回りすることが多い。ジェット機の操縦をできる。
- ブダペストの女スパイ。初対面のケリーにキスをするなど奔放。車で爆死したように見えたが偽装死で裏ではガンダースと繋がっている。
- 武器密売人。
- CIAのエージェント。超一流で誰からも認められている。最終局面ではケリーとアレックスを助けに来た。
- ケリーの友人。付き人もしている
- ケリーの付き人の一人。父親はセントルイスで魚屋をやっている。
- 中尉。飛行機を盗んでアレックスに追われていた。
- BNSの人間。アレックスとはプライベートを語り合う仲。
- アレックスの上司。
- セドリック・ミルズ - ダーレン・シャラヴィ(西凜太朗)
- ブダペストのチャンピオン。ケリーの対戦相手。
- 謎の東洋系の男。ガンダースの取引相手。
- 将軍。
- ケリーと対戦したボクサー。ケリーの強さに逃げ腰でハンデを与えたケリーにパンチを仕掛けるも避けられカウンターを浴びて、ダウンしてTKO負けする。
スタッフ
- 監督:ベティ・トーマス
- 製作:マリオ・カサール、ベティ・トーマス、ジェンノ・トッピング、アンドリュー・G・ヴァイナ
- 製作総指揮:デヴィッド・R・ギンズバーグ、マーク・トベロフ、ウォーレン・カー
- キャラクター創造:モートン・ファイン、デヴィッド・フリードキン
- 原案:コーマック・ウィバーリー、マリアンヌ・ウィバーリー
- 脚本:デヴィッド・ロン、ジェイ・シェリック、コーマック・ウィバーリー、マリアンヌ・ウィバーリー
- 撮影:オリヴァー・ウッド
- 編集:マット・フリードマン、ピーター・テッシュナー
- 音楽:リチャード・ギブス
その他
日本テレビ 日曜16時枠 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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アイ・スパイ
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脚注
- ^ 第3シーズンはローカル局のほうが先行している。例として瀬戸内海放送では1974年12月17日から1975年6月17日まで火曜深夜に放送された。出展:サンケイ新聞岡山版
外部リンク