『やさしい猫』(やさしいねこ)は、中島京子による日本の小説。読売新聞夕刊の新聞小説として2020年5月7日から2021年4月17日まで連載され[1]、2021年8月19日に中央公論新社より単行本刊行された。第56回吉川英治文学賞受賞作[2]、芸術選奨文部科学大臣賞受賞作、貧困ジャーナリズム大賞特別賞受賞作。
2023年にNHK総合の「土曜ドラマ」枠でテレビドラマ化[3]、また2024年に劇団民藝で舞台化された[4]。
あらすじ
書籍情報
テレビドラマ
2023年6月24日から7月29日まで、NHK総合の「土曜ドラマ」枠で放送された[3]。主演は優香[5]。
キャスト
主要人物
- 奥山ミユキ
- 演 - 優香[5]
- シングルマザーで保育士。
- 首藤マヤ
- 演 - 伊東蒼[5](小学生時代:太田結乃[6])
- ミユキの娘で高校生。ドラマの語り手[7]。
- クマラ
- 演 - オミラ・シャクティ[5]
- 自動車整備工場で働くスリランカ人。フルネームはMAHAMALAKKARA PATTIKIRIKORALAGE RANASINGHE AKIRA HEMANTHA KUMARA。
ミユキの関係者
- 奥山マツコ
- 演 - 余貴美子[5]
- ミユキの母。山形県鶴岡市に住んている。
- 水上
- 演 - 池津祥子[8]
- ミユキ親子が住むアパートの大家さん。
- ほなみ
- 演 - 石川恋[8]
- ミユキが働く保育園の同僚保育士。
マヤの関係者
- ナオキ
- 演 - 南出凌嘉[8]
- マヤの小学校時代の同級生。
- ハヤト
- 演 - ラディン
- 埼玉生まれ埼玉育ちのクルド人。麻衣子が担当している。マヤと仲良くなる。
クマラの関係者
- ペレラ
- 演 - にしゃんた (ドラマでは、スリランカ文化考証も担当。)[9]
- クマラの先輩友人。カレー屋の店主。
恵法律事務所
- 恵耕一郎
- 演 - 滝藤賢一[5]
- 人権派弁護士。ミユキたちをサポートする。
- 江藤麻衣子
- 演 - 山田真歩[8]
- 弁護士。在留外国人の問題に詳しい。
入管
- 上原賢一
- 演 - 吉岡秀隆[8]
- 入管の職員としてミユキたちと知り合う。
- 占部
- 演 - 麻生祐未[8]
- 入管側の代理人で、ミユキの弁護士と激しく対立する。
スタッフ
放送日程
放送回 |
放送日 |
演出
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第1回 |
6月24日 |
柳川強
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第2回 |
7月01日 |
安藤大佑
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第3回 |
7月08日 |
柳川強
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第4回 |
7月22日 |
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最終回 |
7月29日 |
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第1次(1975年 - 1984年) |
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1975年 - 1979年 | |
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1980年 - 1984年 | |
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第2次(1988年 - 1998年) |
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1988年 - 1989年 | |
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1990年 - 1994年 | |
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1995年 - 1998年 | |
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第3次(2005年 - 2011年) |
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2005年 - 2009年 | |
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2010年 - 2011年 | |
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第4次(2013年 - ) |
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2013年 | |
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2014年 | |
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2016年 | |
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2022年 | |
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2023年 | |
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2024年 | |
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2025年 | |
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土曜ドラマスペシャル(2011年 - 2013年、2017年 - 2019年) |
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2011年 | |
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2012年 | |
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2017年 | |
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2019年 | |
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※特記がない限りは21時放送。 「*」…20時放送。 「★」…22時放送。 カテゴリ |
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
- 小説
- テレビドラマ