ていれぎの里(ていれぎのさと)は、愛媛県西条市にあった「水」をテーマにした資料館・テーマパーク。1987年(昭和62年)3月にファームの社長の久門渡が設立した。
概要
愛媛県西条市の国道11号が加茂川を渡る加茂川橋の東側近くにあった。
「ていれぎ」は、食用にもなる水草で、和名オオバタネツケバナの松山地方での方言名である[2][3]。松山市指定天然記念物で清流にしか育たないとされる。
オープン10年後の1997年当時の入場者は年間70万人。バーベキューコーナーはジンギスカン料理がメインであったが、併設される他のレストランでは、だんじり御膳やシーフードミックスなども用意された。西条の「うちぬきの水」を使って建てる抹茶は人気商品だった。入場料や駐車場料金は無料。久門が投資した資金額も少なく、当初から採算度外視として「地域復興の一環」だと思って建設したといわれる。1998年以前に閉鎖された。
参考文献
脚注・出典
- ^ 松山渇水、給水50%減圧 危険地下水位の5メートル下回る = 愛媛 2009年5月30日 読売新聞 大阪朝刊 25頁 写有 (全961字)
- ^ 中国新聞社・愛媛新聞社共同企画 夢つなぐしまなみ海道 PR特集 お国自慢 水 愛媛 味もお墨付き 西条の自噴水 1998年8月19日 中国新聞 中国朝刊 PR 写有 (全547字)
関連項目