WEC 46: Varner vs. Henderson(ダブリューイーシー・フォーティシックス:ヴァーナー・ヴァーサス・ヘンダーソン)は、アメリカ合衆国の総合格闘技団体「WEC」の大会の一つ。2010年1月10日、カリフォルニア州サクラメントのアルコ・アリーナで開催された。
メインイベントではライト級正王者ジェイミー・ヴァーナーと同級暫定王者ベン・ヘンダーソンによるライト級王座統一戦が行われた[2]。
大会概要
メインイベントの世界ライト級王座統一戦では、ヘンダーソンがヴァーナーをギロチンチョークで降し、王座統一により第6代WEC世界ライト級王座を獲得した。また、元フェザー級王者のマイク・ブラウンと、同じく元フェザー級王者のユライア・フェイバーがともに復帰戦を行い、両者ともチョークスリーパーによる一本勝ちでタイトル戦線への復帰を果たした。
プロデビュー以来14連勝中であったデイブ・ジャンセンは、カマル・シャロルスに0-3の判定負けでキャリア初黒星を喫した。
ROCフェザー級王者アンソニー・モリソン、CFFCバンタム級王者クリント・ゴドフリーがWECデビュー。
Versusによるテレビ中継では、メインカードは全試合、アンダーカードでは第3試合のみ放送された。
カード変更
第3試合でマーク・ホーミニックとの対戦が予定されていたイーブス・ジャボウィンが負傷により欠場し[3]、替わってブライアン・キャラウェイが出場した[4]。
また、第4試合でヴァグネイ・ファビアーノとの対戦が予定されていたフランク・ゴメスが負傷により欠場し[5]、替わってWEC初参戦となるクリント・ゴドフリーが出場した[6]。
試合結果
プレリミナリィカード
- 第1試合 バンタム級 5分3R
- ○ ウィル・カンプザーノ vs. コティ・ウィーラー ×
- 3R終了 判定3-0(30-26、30-27、30-27)
- 第2試合 バンタム級 5分3R
- ○ エディ・ワインランド vs. ジョージ・ループ ×
- 3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
- 第3試合 フェザー級 5分3R
- ○ マーク・ホーミニック vs. ブライアン・キャラウェイ ×
- 1R 3:48 腕ひしぎ三角固め
- 第4試合 バンタム級 5分3R
- ○ ヴァグネイ・ファビアーノ vs. クリント・ゴドフリー ×
- 3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
- 第5試合 バンタム級 5分3R
- ○ チャーリー・ヴァレンシア vs. 田村彰敏 ×
- 3R終了 判定2-1(29-28、28-29、29-28)
メインカード
- 第6試合 フェザー級 5分3R
- ○ デイヴィダス・タウロセヴィチュス vs. マッケンス・セメルジエール ×
- 3R終了 判定3-0(29-28、29-28、29-28)
- 第7試合 フェザー級 5分3R
- ○ マイク・ブラウン vs. アンソニー・モリソン ×
- 1R 1:54 チョークスリーパー
- 第8試合 ライト級 5分3R
- ○ カマル・シャロルス vs. デイブ・ジャンセン ×
- 3R終了 判定3-0(30-27、30-27、29-28)
- 第9試合 フェザー級 5分3R
- ○ ユライア・フェイバー vs. ハファエル・アスンソン ×
- 3R 3:49 チョークスリーパー
- 第10試合 WEC世界ライト級王座統一戦 5分5R
- ○ ベン・ヘンダーソン vs. ジェイミー・ヴァーナー ×
- 3R 2:41 ギロチンチョーク
- ※ヘンダーソンが王座獲得に成功。
各賞
- ファイト・オブ・ザ・ナイト: ウィル・カンプザーノ vs. コティ・ウィーラー
- ノックアウト・オブ・ザ・ナイト: 該当者なし
- サブミッション・オブ・ザ・ナイト: ユライア・フェイバー
- 各選手にはボーナスとして10,000ドルが支給された[7]。
脚注
関連項目
外部リンク