SheevaPlug(シーバプラグ)とはマーベル社が開発したARMプロセッサを搭載したプラグコンピュータである。
SheevaPlugは1.2GHzのARMプロセッサ、Ubuntu 9.04が初期インストールされた内蔵フラッシュメモリ、ギガビット・イーサネットを持っており、コンセントに挿し込むだけですぐに小型サーバとして活用できる。
また、マーベル社のARM評価ボードとしての側面も持ち、組み込みLinux学習用キットとしても活用されている
初期OS以外に稼動するOS
別バージョン
なお、 SheevaPlug の基板(Revision 1.3以降)にはeSATA用パターンがあり、端子を半田付けすると Sheevaplug+相当に
することが出来るが[7]、メーカ保障外。
SheevaPlug をベースにした製品
- CloudPlug (CTERA) NASアダプタで、ネットワークドライブ内のファイルを自動的にオンラインストレージにバックアップする製品。
- Pogoplug (Cloud Engines) NASアダプタで、そこに格納されているファイルをオンラインストレージとして転送公開する専用サーバ利用権とセットにして販売している
- Seagate FreeAgent DockStar NASアダプタで、上記PogoPlugの互換機
次世代ハードウェア
日本で利用する場合の法令上の注意点
日本の電気用品安全法では輸入する電気用品にもPSEマークを取得することを求めている。
SheevaPlug本体を直接コンセントに挿すアダプタ部分について、PSEマークを取得した輸入業者は無いので、
コンセントからは、日本国内で販売されているメガネケーブルで接続する必要がある。
(なお、本体は情報機器なので電安法の対象品目外製品である)
この問題は玄柴を含む、すべてのプラグコンピュータに共通している。
脚注
- ^ “Installing Debian on the Marvell SheevaPlug”. Martin Michlmayr. 2011年5月20日閲覧。
- ^ “Fedora ARM port main page”. 2011年5月20日閲覧。
- ^ “Arch linux ARM SheevaPlug”. 2012年10月11日閲覧。
- ^ “FreeBSD for Marvell ARM”. 2009年9月24日閲覧。
- ^ “FreeBSD for Kirkwood”. 2010年8月17日閲覧。
- ^ “equelex products page”. Equelex. 2010年10月28日閲覧。
- ^ “howto upgrade the SheevaPlug with ESATA”. W-Mark Kubacki. 2010年4月18日閲覧。
外部リンク