「RHYTHM EMOTION」(リズム・エモーション)は、TWO-MIXの楽曲。同グループ2枚目のシングルとして1995年11月22日にキングレコードから発売された。
背景
表題曲は、テレビ朝日系アニメ『新機動戦記ガンダムW』の後期オープニングテーマに起用された[2]。『新機動戦記ガンダムW』の3クール目からこの曲に代わる予定で1995年11月に発売されたが、実際に『ガンダムW』のオープニング曲として使用されたのは翌年の2月からで、2か月間しか使用されなかった。遅れた理由は、監督の池田成が途中降板したため、キャラクターデザイン担当だった村瀬修功がOPの作画を担当することになったが、完成が大幅に遅れ、結局完成したのは最終回直前になったため。ただし、挿入歌としてはその前に使われている。
このCDが発売された時点ではTWO-MIXの素性については世間ではほとんど認知されておらず、テレビ、ラジオ、雑誌といったメディアにおいては謎のアーティストという扱いをされていた。
音楽性
カップリング曲の「ENDLESS LOVE」は、ピアノを中心としたクラシック的な要素と、ダンスミュージックの激しさを組み合わせた曲である。ベスト・アルバム『BPM "BEST FILES"』の解説によると永野椎菜もコーラスに参加している。永野曰く「(コーラスは)苦手なのに駆り出された」という。
チャート成績
当時としてはかなりアップテンポだったことや、同時期に流行っていた打ち込み系のダンスミュージックであったこと、DTMが流行りかけていたことから、曲としても人気が出て、且つ主題歌になる予定であった『新機動戦記ガンダムW』が人気を博しており、更に前の主題歌である「JUST COMMUNICATION」の人気が出ていたことから、オリコン初登場8位と前作で果たせなかったトップ10入りを達成し、当時としては記録的な売り上げとなった。トップ100位内にも発売された1995年12月から翌年4月まで連続でチャートインするなど、ロングヒットとなった。
記録
第10回日本ゴールドディスク大賞ベスト5ニュー・アーティスト賞を受賞した。
収録曲
リリース履歴
収録作品
カバー
関連項目
脚注
注釈
- ^ a b c 当時所属していた「イズムアーティスト」の方針で「ヴァーチャルアーティスト」という触れ込みで売り出し、所属メンバーの名前をセールスポイントにすることを敢えて避けたという経緯があるため、作詞・作曲のクレジットがTWO-MIXとなっている。
出典
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高山みなみ - 永野椎菜 高山美瑠 (高山美瑠 with TWO-MIX, M★TWO-MinaMiru-) | ジョー・リノイエ (II MIX⊿DELTA) |
シングル |
TWO-MIX | |
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高山美瑠 with TWO-MIX M★TWO-MinaMiru- | |
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II MIX⊿DELTA | |
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アルバム |
オリジナル |
TWO-MIX | |
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M★TWO-MinaMiru- | |
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II MIX⊿DELTA | |
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ミニ |
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ベスト |
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リミックス |
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セルフカバー |
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コンピレーション |
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BOX |
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サウンドトラック |
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トリビュート | |
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映像作品 | |
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ラジオ |
地上波 |
Radio TWO-MIX - UP'S FRIDAY SPECIAL - KADOKAWA電波マガジン「TWO-MIXのASUKA PLANET」 - TWO-MIXのMAG
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インターネット配信 | |
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関連項目 | |
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- ^ TWO-MIX本人の出演はなし。
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