Phison Electronics Corporation(ファイソン・エレクトロニクス)は、台湾に本社を置くNANDフラッシュメモリのコントローラメーカーである。
同社の製品は、主にUSBフラッシュ、メモリーカード、SSDなどフラッシュメモリ製品に使用・採用されている。
概要
2000年11月創業。自社では研究開発・設計と販売のみを行うファブレス企業である。Phisonは、2001年5月に世界で初めてUSBフラッシュを開発し「Pen Drive(ペン ドライブ)」と名付けたと主張している[1]。
2002年4月より、東芝(キオクシア)より投資を受けている[2][3]。
2019年8月、Phisonは世界で初めてPCIe 4.0 NVMeSSDをサポートするPS5016-E16・PS5019-E19T・PS5018-E18をリリースすると発表した。同チップを用いたNVMe SSDでは最大7,000MB/sのリード・ライト速度を実現するとしている[4]。
NANDフラッシュチップへのハードウェアインターフェイスを標準化することを目的としたOpen NAND Flash Interface Working Group(ONFI)に参加している。
脚注
外部リンク