『NHKニュース たっぷり静岡』(NHKニュース たっぷりしずおか)は、NHK静岡放送局が静岡県内向けに放送している『NHKニュース』の情報番組・報道番組。毎週月曜日から金曜日の18:10 - 18:59に放送(祝日には放送を休止)。
概要
2001年4月、NHK名古屋放送局制作の『ゆうがたチャンス!』の県域放送化に伴い、2時間のローカルワイド番組としてスタート。2005年度までは、17時台に地域の暮らしと密接した話題を放送。ほか、ゲストを交えてのトークコーナーや視聴者参加型コーナーなどを実施していた。
2006年度からは18時台のみの放送となり、17時台には『ゆうどきネットワーク』と『ゆうどきネットワーク東海・北陸(地上デジタルのサブチャンネルのみ放送)』をネット。17時台のパートは事実上『フジヤマTV』へ移行した。2008年9月からは、18時30分頃と18時54分の気象情報コーナーに毎日気象予報士が出演している。
2011年3月11日以降、東北地方太平洋沖地震による特別編成のために番組はしばらく放送を休止していた。同年4月からは全国ニュースの延長および『震災に負けない ゆうどきネットワーク』の放送のために30分に短縮されていたが、同年6月13日放送分をもって通常編成に復帰した。
2020年3月30日、タイトルを「たっぷり静岡」から「NHKニュース たっぷり静岡」へ改題。メインキャスターのNHKアナウンサーも一人体制から隔週交替体制になった。
2022年4月、金曜19:30と日曜13:05(再)『たっぷり静岡+(プラス)』を開始。(同年3月18日まで放送された「静岡スペシャル」の後番組)
2023年5月29日より、NHKプラスの「ご当地プラス(東海・北陸エリア)」において見逃し配信を開始した[1][2]。
放送時間
- 平日 18:10 - 18:59(JST、祝日を除く)
- 祝日・年末年始と重なる場合は休止し、18:45 - 18:59(年末年始は18:50 - 19:00)に「静岡県内のニュース・気象情報」[3]を放送したあと、『NHKニュース7』に接続する。
- 特別番組があった場合や、お盆期間[4]は放送時間が短縮となる場合あり。
- 尚、2023年12月25日 - 28日は、年末編成で当番組が休止され、18:10 - 18:25に「ニュース(静岡)」、18:25 - 18:50に「たっぷり静岡+」の傑作選を放送。また、「静岡県内の気象情報」は18:57 - 19:00に変更して放送。
- 2024年7月29日 - 8月2日・5日 - 9日はオリンピック期間に伴い番組自体を休止。8月13日 - 16日のお盆期間も別番組(「たっぷり静岡+」の再放送など)のため休止。いずれも18:45 - 19:00に「静岡県内のニュース・気象情報」を放送。
主な内容
- 18:10 - オープニング
- 18:12頃 -
- 静岡県のニュース
- 今日の特集
- みーつけた
- リポート(首都圏や中部管内各局が前日までにそれぞれで放送したリポートを放送することも稀にある)
- 静岡県の気象情報(しずそら)
- 各コーナー
- 月曜:たっぷり防災/たっぷりスポーツ
- 火曜:たっぷり経済/行ってきました!
- 水曜:たっぷりライブ
- 木曜:うまいら
- 金曜:そのニュースどうなった?
- 富士山わたしの一枚(放送された写真はブログ[5][出典無効]に掲載される)
- 18:50頃 - 静岡県のニュース4項目
- 18:52頃 - 静岡県の気象情報・全国の気象情報
- 2021年3月26日までは18:52 - 18:54に東京発の全国の気象情報をネットしていた。
- 18:58頃 - エンディング
出演者
- 気象予報士は2008年8月まで金曜日のみの出演。それ以降は毎日出演。
- / は隔週出演。
エピソード
- 2018年4月27日の放送[注 5]で、番組冒頭一瞬吉田・大窪が映った後、突然『首都圏ネットワーク』(当番組と同じ時間帯に関東地方で放送されている首都圏局制作のローカル報道番組)の映像が流れるハプニングが起きた。約10秒間同番組の映像が流れた後再び当番組のスタジオに切り替わったが、キャスター挨拶の後吉田が「さっき映像が乱れていたら教えてください」と話す場面があった。その後、番組開始から5分後に吉田がトラブルを謝罪した。
- 2020年12月25日は『たっぷり静岡年末ハイライト2020』と題した年末特番扱いで放送された。ただ、18:00から菅義偉内閣総理大臣(当時)の記者会見が行われることとなったため、急遽17:20頃 - 18:00・18:45 - 19:00[注 6]に時間変更の上、東京発の総理記者会見関連の報道特別番組を挟んだ2部構成で放送した。
脚注
注釈
- ^ 不在時は関口泰雅・里匠・柴田祐規子・佐竹祐人(いずれも当時静岡局)・三上弥・通常リポーターを担当する後藤佑太郎などが担当[要出典]。
- ^ 不在時は佐藤あゆみ・早坂隆信など[要出典]。
- ^ 不在時は中山庸介・望月豊・田中洋行など。
- ^ 不在時は中山庸介・望月豊・田中洋行など。
- ^ なお、この日は前枠の『ニュース シブ5時』が南北首脳会談関連ニュースに伴い18:35まで拡大放送されたため18:35開始の短縮放送だった[要出典]。
- ^ 第1部放送のため『ニュース シブ5時』は17:20頃以降の部分をネット返上とした(ただし、放送常時同時配信・見逃し番組配信サービス「NHKプラス」を利用すれば17:57の番組終了まで引き続き視聴出来た〈同サービスが東京送出の総合テレビをサイマル配信しているため〉)[要出典]。また、第2部は当初18:30からの予定だったが、菅総理大臣の会見が長引いたため時間繰り下げ・短縮となった[要出典]。
出典
- ^ “NHKプラスで地域のニュース配信を拡大”. NHK広報局 (2023年4月6日). 2023年4月29日閲覧。
- ^ 日本放送協会 (2023年5月12日). “NHKプラス ご当地ニュース配信拡大中!”. NHK_PR. 2023年5月29日閲覧。
- ^ 18:53 - 18:55(年末年始は18:55 - 18:57)は全国の気象情報(東京発)をネット。
- ^ 2022年8月15日 - 19日・2023年8月14日 - 18日は、東海4県向けのセレクション番組などを放送したため、放送時間が18:35 - 18:59に短縮となった。
- ^ 富士山 私の一枚:NHKブログ
- ^ 2021年度以降金曜のみ「ニュース きん5時」を放送。
- ^ 金曜日のみ「ニュース きん5時」を放送。
- ^ なお、メインキャスターは2014・2015年度にキャスターを担当した伊藤海彦である。
外部リンク
NHK静岡放送局 平日夕方のローカルニュース |
前番組 |
番組名 |
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たっぷり静岡 ↓ NHKニュース たっぷり静岡
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特記 |
- ^ 道北・道東・道南は18:40飛び降り
- ^ a b c d 前橋・宇都宮・津・岐阜・神戸・京都・大津・奈良・和歌山・北九州は18:30飛び降り
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「番組A《番組B》」は番組Aの一部を差し換えて番組Bを放送することを表す。 |
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県域などの番組[1] |
東北 |
発見!あおもり深世界(青森)- いわチャン(盛岡) - きんよる秋田(秋田) - やまコレ(山形)- ココに福あり fMAP (福島)
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主な過去の番組 | |
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関連項目 | |
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特記 |
- ^ a b c d e f g 随時放送(甲信越などほぼ毎週放送されるものもある)
- ^ a b c d 回により各県ごとの差し替えあり
- ^ 回により北関東、甲信越各県ごとに差し替えあり
- ^ 回により静岡県のみ、もしくは東海4県各県ごとに差し替えあり
- ^ a b c d 2022年度から中部(東海・北陸)7県でのブロックネットでの放送から東海4県(回により中京圏の3県、ないしは各県別単独)と北陸3県(各県別単独を基本に随時北陸3県ブロックネット)それぞれの地域別放送に移行
- ^ 回により府県ごとの差し替え(特に兵庫・奈良)あり
- ^ a b c 毎月1回程度
- ^ 基本は2局ネットで交互製作するが、内容により各県別単独の場合もある
- ^ 番組自体は継続中
- ^ 地元に本拠地を構える球団の試合をブロックもしくは県域で放送する場合がある
- ^ 放送は関西ネットワーク・素材はほか西日本ネットワークを含む
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