MOOCS(ムークス)は、かつてニフティが運営していた音楽関連サービスの名称。
2005年10月31日、前身の「Music@nifty」からリニューアルし[1]、音楽配信サービス「MOOCS」が開始した[2]。
2008年2月29日、音楽配信サービス「MOOCS」を終了し、音楽情報サイト「MOOCS」としてリニューアル、同時に音楽SNS「MOOCS park」を開始した[3][4]。
2010年9月30日をもって「MOOCS」「MOOCS park」を終了した[5]。
音楽配信サービスとして
SDメモリーカードを使って楽曲をやり取りできる点、SD-Audio対応の携帯電話で音楽が再生できる点が、これまでの音楽配信サービスとの違いであった[6]。
音楽管理ソフトはパナソニックの「SD-Jukebox」をベースに開発された「MOOCS PLAYER」を利用する[7]。
音声圧縮フォーマットはMPEG2-AAC。配信ビットレートは全曲128kbps。
SDメモリーカードへの書き出しに関する著作権管理には、東芝の「MQbic(マルチキュービック)」とSDメモリーカードの「CPRM」の2つを組みあわせた独自形式が利用される[8]。
連携番組
エフエムインターウェーブ×MOOCS
いずれもMOOCS内でダウンロードできる楽曲をオンエア。
- MOOCS Push(毎週月曜〜木曜22時50分〜 DJ:杉岡芳樹 O.A.2005年11月〜2006年3月)
- MOOCSでダウンロードできる洋・邦楽アーティスト(新人やインディーズ)のピックアップ。ストーリー仕立てで楽曲を紹介する10分番組。
- MOOCS Express(毎週金曜22時〜 DJ:船守さちこ O.A.2005年11月〜2006年3月)
- MOOCSでダウンロードできる邦楽アーティストのピックアップ。アナウンサー出身でさばけた語り口の船守さちことゲストのトークなどを交えて楽曲紹介をする1時間番組。
- MOOCS Lounge(毎週金曜23時〜 DJ:イデ・F・ダイスケ O.A.2005年11月〜2006年3月)
- MOOCSでダウンロードできる洋楽アーティストのピックアップ。洋楽インディーズ楽曲などの紹介。ちょっとかみ気味でハイテンションな語り口のイデ・F・ダイスケがアーティストのバイオグラフィーなどを交えて楽曲を紹介する1時間番組。
- SELECT MOOCS TIMES(毎週水曜22時〜 DJ:George Williams O.A.2006年7月〜9月)
- MOOCSでダウンロードできる洋楽インディーズの楽曲を中心に紹介。他に邦楽アーティストをゲスト迎えての楽曲紹介など。
スペースシャワーTV×MOOCS
MOOCS内で配信中のアーティストのトークとライブ映像を放送。
- SPACE SHOWER TV×MOOCS LIVE inc.(月1回22時〜 ナビゲーター:スガシカオ O.A.2005年12月〜2006年3月)
- ライブ映像と番組のナビゲーターを務めるスガシカオとゲストとのトークを中心とした音楽番組。毎月ごとにゲスト(MOOCS配信アーティスト)を迎えた。MOOCSとの連動企画としては番組内で放送されたライブ音源の一部を、MOOCSで独占配信。(ウルフルズの『バンザイ〜好きでよかった〜(Live Inc.)』など。)一般応募で選ばれた観客を招待し、お台場のstudio DREAM MAKERでライブ映像を収録していた。
音楽情報サイト・音楽SNSとして
脚注
関連項目
外部リンク