『Levius -レビウス-』は、中田春彌による日本の漫画作品。『月刊IKKI』(小学館)にて、2013年2月号から連載を開始[1]。同誌が2014年11月号をもって休刊した後は、掲載誌を『ウルトラジャンプ』(集英社)に移し、「Levius/est」(レビウス エスト)と改題して2015年5月号から2021年7月号まで連載された[2][3]。
人体と機械を融合させて戦う『機関拳闘』という格闘技が存在する世界で、人間の尊厳と文明の未来が火花を散らすスチームパンク作品。本作は横書き左開きというバンド・デシネ風のスタイルをとっている。
ストーリー
強き者。美しき者。その名は――レビウス。新生暦19世紀――戦後の帝都では、人体と機械を融合させて戦う「機関拳闘」という格闘技が行われていた。戦争で父親を失い、母親も意識が戻らない状態となった孤独な少年、レビウス=クロムウェルは、彼を引きとった伯父ザックのもとで、機関拳闘の若き闘士として頭角を現し始める。そんなある日、競技の最高峰であるGrade-1に挑戦する機会が、レビウスに訪れる。同級1位のヒューゴとの特別試合に勝つことが条件だった。
世界観・用語解説
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登場人物
主要人物
- レビウス=クロムウェル
- 声 - 島﨑信長
- 究極の格闘技「機関拳闘」の若き闘士。右腕が機械になっているが拳闘用ではなく医療用の腕である。
- ザックス=クロムウェル
- 声 - 諏訪部順一
- レビウスの伯父であり、トレーナーを務める。昔、生身の拳闘で名を上げたことがある。
- ビル=ウェインバーグ
- 声 - 櫻井孝宏
- ナタリア・ガーネット
- 声 - 佐倉綾音
- A.J.ラングドン
- 声 - 早見沙織
- 謎の美少女機関拳闘士。背後には軍事会社アメジストがある。身体全体が改造されており、手を模した圧縮蒸気を発生させる。
戦争請負企業・アメジスト
- Dr.クラウン ジャック=プディング
- 声 - 宮野真守
- 軍事会社アメジストの上位会員でA.J.ラングトンの義父。貴族趣味で、巨大な豪邸に住むナルシストである。神や音楽などを好み、独特な言い回しをする。実は人前にみせている姿のほとんどが、機械人形である。
拳闘士
- ヒューゴ=ストラタス
- ナタリア=クロムウェル
- オリバー=E=キングスレー
その他の登場人物
- クリストファー=テッド=エルフィンストン
- エドガー=ブラウン
- ダグラス=ドレイク
- ダニエル=クロムウェル
書誌情報
受賞歴
2018年、「Levius/est」がパリ開催のJapan Expo Awards「漫画部門」Daruma イラストレーション賞受賞[19]。
Webアニメ/TVアニメ
2019年11月28日よりNetflixオリジナルアニメシリーズとして全世界独占配信[20][21]。アニメ版は原作版とはキャラクター、設定、ストーリー構成等が若干異なっている。2021年1月9日よりTOKYO MX、BS11にてTVアニメとして放送された
スタッフ
出典
外部リンク