「LADY」(レディー)は、日本のバンド・Official髭男dismの1作目の配信限定EP、およびEPの1曲目に収録されている楽曲である。
概要
配信限定シングル「Tell Me Baby/ブラザーズ」以来約3ヶ月ぶりとなるリリースであり、EPのリリースは前作「What's Going On?」から約1年ぶりとなる。「Tell Me Baby/ブラザーズ」の両曲と表題曲「LADY」、メ〜テレの朝の情報番組『デルサタ』のテーマソングとして書き下ろされた「Driver」の計4曲が収録されている。
発売1ヶ月前の9月8日より、サブスクリプションサービスでのストリーミングサイトより先行配信と、iTunesでの購入予約が行われた[1]。また、iTunesでEPを作品として購入すると【Official髭男dism one-man tour 2017 -summer-】の渋谷CLUB QUATTRO公演より、オープニング映像と「犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!」「異端なスター」「始まりの朝」「Trailer」のライブ映像が特典としてプレゼントされた[1]。
収録曲
配信限定
全作詞・作曲: 藤原聡、全編曲: Official髭男dism。 |
# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 時間 |
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1. | 「LADY」 | 藤原聡 | 藤原聡 | |
2. | 「Driver」 | 藤原聡 | 藤原聡 | |
3. | 「Tell Me Baby」 | 藤原聡 | 藤原聡 | |
4. | 「ブラザーズ」 | 藤原聡 | 藤原聡 | |
合計時間: | |
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iTunesアルバム購入特典
- 「Official髭男dism one-man tour 2017 -summer-」LIVE MOVIE (from 2017.6.16 SHIBUYA CLUB QUATTRO)
楽曲解説
- LADY
- 本作の表題曲。
- リリースに先行し、9月29日にミュージックビデオが公開された。楽曲の世界観を表現する為にスケートリンクで撮影され、初となるメンバーの演奏シーンのみで構成されている[2]。
- 表題曲としては初のバラードナンバーで、今までの楽曲よりサウンドの音数を減らしている。歌詞は藤原曰く「大切な人に対する愛と敬意を込めた曲。歳の割に幼い恋愛をしていることを自虐しながら、幸せを噛み締めている様子」を描いている。
- 藤原はインタビューにて「20代30代になって恋愛すると、それが初恋ということはなかなかないし、みんな気にしないと言いながらも、相手の過去のこととか、理性の裏側でこっそり気にしてるじゃないですか? そこで、記憶というものを紙に擬態化して、二人でマジックで記憶を上書きしようとするという、そういう表現を思いついて。僕の実体験も少しは混ざってるんですけど、ここに出てくる二人は、年齢は大人なんだけど子供っぽい独占欲が止められない、という内容になってます。」とコメントしている[3]。
- 2020年5月31日放送の関ジャム完全燃SHOW「クラシックのプロがスゴイと思うJ-POP特集」で清塚信也が本楽曲を挙げている。
- Driver
- メ〜テレ朝の情報番組『デルサタ』テーマソング[4]。バンド初の生活情報番組テーマソングの書き下ろしである。
- ハードなギターが全面に出た爽やかなアッパーチューン。Gt.小笹曰く、間奏のギターソロなどは和田光司の楽曲『Butter-Fly』のイメージで弾いているという[5]。
- 歌詞のテーマは「1日が始まる感じ」であり、藤原自身の1日を自身の使用しているスマートフォンの目線から見た楽曲[3]。目覚まし、ルート案内などの描写や「バッテリー」といった言葉も歌われている。
- EP収録曲の中で唯一ミュージックビデオが制作されていない。
- Tell Me Baby
- 1stデジタルシングルの表題1曲目。
- ブラザーズ
- 1stデジタルシングルの表題2曲目。
脚注