International Data Group (IDG) は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州に本社を置く、IT分野に特化したメディア、調査サービス、展示会/イベント運営、ベンチャーキャピタル事業を手がける企業である。
沿革
1964年、マサチューセッツ州ニュートンでパトリック・ジョゼフ・マクガヴァンとその友人によりInternational Data Corporation(英語版)(IDC)として設立された。現在、IDCはIDGの子会社となっている。
親会社はマサチューセッツ州ボストンにある。現在[いつ?]では、世界92カ国において、『Computerworld(英語版)』、『InfoWorld(英語版)』、『CIO(英語版)』、『Macworld』、『Network World(英語版)』、『PC World(英語版)』など、300以上のコンピュータ関連情報紙・誌を発行するほか、IDG.netやITWorld.comをはじめとする400以上のWebサイトで、IT関連情報ネットワークを提供している。また、全世界40カ国において、170タイトル以上のコンピュータ関連イベント/展示会を主催・運営している。
子会社の市場調査会社IDCは、世界50カ国でIT関連分野の市場調査を行っている。
IDG傘下のニュース・エージェンシー、IDG News Service(英語版)は、世界各国のIT関連ニュース、写真、ビデオなどをIDGのWebサイトと印刷刊行物向けに提供している。ボストン本部のほか、ニューヨーク、ワシントン、サンフランシスコ、東京、台北、北京、シンガポール、バンガロール、パリ、ロンドン、ストックホルム、ブリュッセルに支局を設置している。
日本における展開
(現存せず)株式会社アイ・ディ・ジー・インタラクティブ
IDG Interactive, Inc.本社所在地 |
108-0074 東京都港区高輪2-18-10 日石高輪ビル 8F |
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設立 |
2009年10月20日 |
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業種 |
情報・通信業 |
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事業内容 |
1.インターネット関連のコンテンツの企画・制作、およびWebサイト開発・運営 2.イベントの主催、企画及び運営 3.各種マーケティングリサーチの企画及び請負 4.上記に附帯関連する一切の業務 |
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代表者 |
武井祐二(代表取締役社長兼CEO) |
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日本では、株式会社コンピュータワールド・ジャパンがライセンス供与を受け、1982年から『週刊COMPUTERWORLD』(後に『日刊COMPUTERWORLD TODAY』)を発行していた[1]。1987年、社名を株式会社アイ・ディ・ジー・コミュニケーションズと変更。『月刊MacWorld』をはじめ、『月刊SunWorld』『月刊Windows World』などの発行、「MACWORLD Expo/Tokyo」「Windows World Expo/Tokyo」などの展示会/イベントの運営を手がけた。
1999年、社名を株式会社アイ・ディ・ジー・ジャパンと改称。『月刊CIO Magazine』『月刊Computerworld』などの創刊、ならびに「STORAGE NETWORKING WORLD/Tokyo」「Search Engine Strategies Conference & Expo」「SaaS World Conference & Demo」などの展示会/イベントを主催・運営していた。2009年10月からは、オンライン/モバイル/イベントの各事業に特化した新会社、IDGインタラクティブの設立に伴い、出版事業を除くほとんどの事業がIDGインタラクティブによって運営されている。2013年6月からは、日経BPがIDGと業務提携し、同社が経営していた「CIO」と「Computerworld」の日本語サイトのURLが変更された[2]。
運営サイト
- Computerworld[3]
- CIO Magazine[4]
脚注
外部リンク