「3拍子がメリーゴーランド風で良いねぇ。回る回るだねぇ。」などと言いつつ、山中湖合宿でこの曲の原形を作った時にhideが口ずさんでいたメロディーをI.N.A.がストリングスの音で弾き出した時、hideが「おっ、イイねぇ。ストリングス!」と言っていた。翌日、歌詞が完成し「memo2(仮)」は「HURRY GO ROUND」となり、仮のアコースティックギターと仮ボーカルをレコーディングし、I.N.A.がストリングス・パートをレコーディングしようかという段階でhideが、「この曲はもう(完成型が)見えたから終わり。おいといて『Spread Beaverのテーマ』やろう。」と言ったため、I.N.A.がストリングス・パートを「頭の中にセーブ」しておき、後に生のストリングスを録音した。
hide 20th Memorial Projectとして、映画『HURRY GO ROUND』と同時期に制作が進められていたトリビュート・アルバム『hide TRIBUTE IMPULSE』の制作過程で、発売から20年越しボーカルの別テイクが発見された。この別テイクの音源は、オリジナルテイクのPATAによるアコースティック・ギターの演奏に乗せられ、「HURRY GO ROUND (hide vocal Take2)」として映画の主題歌に採用された[2]。後にリリースされた『hide TRIBUTE IMPULSE』にも収録された[4]。