HIGH KICKS (ハイ・キックス)は、THE BLUE HEARTS の5thアルバムである。
解説
「今までと違う方に、すごく力の抜けたリラックスした自分を置いてみようとした」と甲本。「反逆的なメッセージをモロに出すより、ポップ形式にして今までロックを聴いたことのない人に届く方が、有効なんじゃないか」とは真島の弁。
インディーズ時代から演奏されていた「TOO MUCH PAIN」がメジャーデビューから4年経って初音源化され収録されている。
2010年2月24日に、25周年企画の一環で、デジタル・リマスタリングを施して再発。
収録曲
CD 全編曲: THE BLUE HEARTS。 # タイトル 作詞・作曲 時間 1. 「皆殺しのメロディ 」 甲本ヒロト 2:07 2. 「M・O・N・K・E・Y 」 甲本ヒロト 2:47 3. 「心の救急車 」 河口純之助 4:52 4. 「あの娘にタッチ 」 甲本ヒロト 3:10 5. 「ホームラン 」 真島昌利 3:18 6. 「泣かないで恋人よ 」 真島昌利 4:51 7. 「THE ROLLING MAN 」 真島昌利 4:43 8. 「東京ゾンビ(ロシアンルーレット) 」 甲本ヒロト 2:42 9. 「HAPPY BIRTHDAY 」
河口純之助・甲本ヒロト(作詞)
河口純之助(作曲)
3:22 10. 「闘う男 」 真島昌利 3:47 11. 「ネオンサイン 」 甲本ヒロト 4:28 12. 「TOO MUCH PAIN 」 真島昌利 6:57 13. 「さすらいのニコチン野郎 」 真島昌利 5:15 合計時間:
52:19
楽曲解説
皆殺しのメロディ
「HIGH KICK TOUR」の一曲目に使用された。
M・O・N・K・E・Y
当時、甲本が乗っていたバイク がホンダ・モンキー であり、自宅でその音を録音して曲に収録している。
心の救急車
ライブで一度も演奏されなかった数少ない曲の中の一曲。
あの娘にタッチ
シングルカットされている。PV はニューヨーク で撮影された。
ライブでの曲紹介のときには「アソコが…」というのがお決まりだった。
ホームラン
ライブで一度も演奏されなかった数少ない曲の中の一曲。真島いわく「(当時流行っていた)ノストラダムス や死後の世界を気にするより、今を生きる事の方が大切」というメッセージを込めているという。「隣のグラウンド でガキ が野球をしていて、この中に21世紀(未来)のON がいるんだなって考える方が健康的。楽しいことだ」と。
泣かないで恋人よ
「TOO MUCH PAIN」のカップリング曲。
THE ROLLING MAN
東京ゾンビ(ロシアンルーレット)
HAPPY BIRTHDAY
河口が18、19歳ぐらいの頃、当時の彼女への誕生日プレゼントにした曲を元にして、歌詞を甲本と共作した。この曲をレコーディングしたのは梶原の誕生日(9月26日)だった。
闘う男
ネオンサイン
ライブで一度も演奏されなかった数少ない曲の中の一曲。
TOO MUCH PAIN
デビュー前から歌われていた楽曲で、自主制作シングルCD「ブルーハーツのテーマ 」に収録される予定だったが、実現せず。このアルバムに収録したのは「深い意味はない。忘れていた、に近い感覚」と真島。別テイクがベスト盤『EAST WEST SIDE STORY 』(1995年)に収録されている。インディーズ時代から演奏されてきたバージョンとは全くの別物となっている。
さすらいのニコチン野郎
THE BREAKERS の「BEATにしびれて」が原曲だが歌詞は全て刷新された。
参加ミュージシャン
THE BLUE HEARTS
メンバー
正規メンバー サポートメンバー 元メンバー
望月正水 (Bass) - 英竜介 (Drums) - 山川のりを (Bass) - 佐藤シンイチロウ (Drums)
シングル
アルバム
オリジナル ベスト ライブ オムニバス リミックス トリビュート
映像作品
ミュージックビデオ
THE BLUE HEARTS - ブルーハーツのビデオ - ENDLESS DREAMS - ブルーハーツのビデオ2 - ブルーハーツが聴こえない
ライブ映像
THE BLUE HEARTS LIVE 日比谷野音&日本武道館 - 全日本EAST WASTE TOUR '91 - ザ・ブルーハーツ凸凹珍道中
関連項目 関連作品
カテゴリ