EXPO EKIDEN 2025(エキスポエキデン・ニーゼロニーゴ)は2025年3月16日に開催される予定の朝日放送グループホールディングスが主催する男子駅伝大会。特別協賛にACNを迎え、正式な大会名称は『大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025』である[1]。
大会概要
この大会は、1970年に開催された大阪万博の開催地である万博記念公園から2025年に開催される予定の大阪・関西万博の開催地である夢洲周辺をつなぐ駅伝大会である[2][3][4]。主催は朝日放送グループホールディングス。
1970年の大阪万博のテーマである「人類の進歩と調和」と2025年の大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」へと、いわば「『タスキ』をつなぐ意味合い」を持たせるという[2]。
この大会には、大学生と実業団のトップチーム合わせて20チームの出場を予定している[2][3]。選考基準としては、大学生が2024年11月3日に開催される予定の『第56回全日本大学駅伝対校選手権大会』の上位チームと地区学連からの選抜チーム、それに、主催者が推薦する大学を選出する[5]。また、実業団が、2025年1月1日に開催される予定の『第69回全日本実業団対抗駅伝競走大会』(ニューイヤー駅伝)の上位チームと、選抜チームを含む日本実業団陸上競技連合の推薦チームと主催者が推薦する実業団のチームを選出する[5]。
この大会について、朝日放送テレビ社長の山本晋也は「2つの万博を開催している場所というのはありません。たすきを繫ぐ、未来を繫ぐという時代を超えて“繫ぐ”という意味もあると聞いています」と説明した[2]。その上で「白熱したレースを通して、万博や未来をテーマに、心を1つにできればと思っております」と述べている[4]。
大会運営
出場チーム
全20チーム(予定)
- 実業団:
- 第69回全日本実業団対抗駅伝競走大会(2025年1月1日実施予定)上位チーム
- 実業団連合が推薦するチーム(選抜チームを含む)
- 主催者が推薦するチーム
- 大学生:9チーム[6]
コース
全7区間、約55kmで構成(距離表記は公式サイトによる)[7]。
- 1区(約9㎞)
- START(万博記念公園 東の広場前) → 第1中継所(吹田市立武道館前)
- 万博記念公園を約1周半駆け抜けてから吹田市街に出る。
- 2区(約5㎞)
- 第1中継所(吹田市立武道館前) → 第2中継所(千里南公園前)
- 吹田市内のけやき通り〜さくら通りを走る。
- 3区(約12㎞)
- 第2中継所(千里南公園前)前 → 第3中継所(中央公会堂前)
- 最長区間で、コースのほとんどが新御堂筋で構成。この区間の一部で豊中市を通過、途中から大阪市内に入る。
- 4区(約5㎞)
- 5区(約10.5㎞)
- 第4中継所(大阪城公園 太陽の広場前) → 第5中継所(朝日放送前)
- 大阪城公園を抜け、土佐堀通を戻ってから御堂筋の淀屋橋〜道頓堀間を往復、淀屋橋からほたるまちへ。
- 6区(約5㎞)
- 7区(約8㎞)
テレビ中継
- テレビ解説者[8]
脚注
- ^ a b “「大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025」に特別協賛を行います。”. ACN株式会社 (2024年7月26日). 2024年7月26日閲覧。
- ^ a b c d 「朝日放送が2025年に新旧万博会場を結ぶ駅伝開催を発表」『スポーツ報知』2024年1月22日。2024年1月23日閲覧。
- ^ a b 「朝日放送、新駅伝大会「EXPO EKIDEN」を発表」『サンケイスポーツ』2024年1月22日。2024年1月23日閲覧。
- ^ a b 「25年大阪・関西万博開幕前に男子駅伝「EXPO EKIDEN」開催決定 実業団と大学が競う」『日刊スポーツ』2024年1月22日。2024年1月23日閲覧。
- ^ a b “大会要項”. EXPO EKIDEN 2025 公式サイト. 2024年7月26日閲覧。
- ^ 「出場大学チーム決定のお知らせ」『大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025(エキスポ駅伝2025)』2024年11月20日。2024年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ 「大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025(エキスポ駅伝2025)」『コース紹介』。
- ^ 「解説者紹介」『大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025(エキスポ駅伝2025)』。
関連項目
外部リンク