『ECHO』(エコー)は、遊佐未森の11枚目のオリジナルアルバム。1998年2月11日に東芝EMI から発売された(TOCT-10191)[1]。
デビュー当時から在籍したエピックソニーを離れ、東芝EMIへ移籍後の初のアルバムとなる。
2013年に遊佐がデビュー25周年を迎えることを記念し、同年7月24日に東芝EMI時代の7枚のアルバムをユニバーサルミュージックのレーベル「EMI Records」からSHM-CD化され再発売[2]。その際に本アルバムも再発売された(TOCT-95181)[3]。
概要
前作のオリジナルアルバム『roka』から1年後に発売された。レコーディングは、イギリスのスコットランド、エディンバラ近郊のイースト・ロージアンで行われた。
プロデュースと録音、ミキシングをカラム・マルコム(Calum Malcolm)が務めた。コ・プロデュースは遊佐未森と、ソニー・ミュージックエンタテインメントからソイツァーミュージックに異動した福岡知彦が引き続き担当した。
「タペストリー(remix)」のみ日本人による演奏で、その他の曲はすべて遊佐以外は外国人による演奏である。ナイトノイズ (Nightnoise) のトリーナ・ニ・ゴーナルが曲を提供し、またその曲の演奏にも参加した。
遊佐自身が多くの曲を作詞・作曲している。編曲者はCDの歌詞カードには記載されていない。エピックソニーでのデビュー時から遊佐の音楽の世界観形成に深く関わってきた、外間隆史と工藤順子は本アルバムには参加していない。
先行シングルとして『タペストリー』が1997年10月16日に、『レモンの木』が1998年1月16日にそれぞれ発売された。
収録曲
- バースデイ(作詞:杉林恭雄 作曲:杉林恭雄)
- ミラクル(作詞:遊佐未森 作曲:小河星志)
- レモンの木(作詞:遊佐未森 作曲:遊佐未森・古賀森男)
- ラララ(作詞:遊佐未森 作曲:遊佐未森)
- 水の中(作詞:遊佐未森 作曲:遊佐未森)
- シングル『レモンの木』カップリング曲。
- エコー(作詞:遊佐未森 作曲:遊佐未森)
- オーロラ(作詞:遊佐未森 作曲:遊佐未森)
- The Road to Nowhere(作詞・作曲:トリーナ・ニ・ゴーナル)
- ミント(作詞:遊佐未森 作曲:遊佐未森)
- タペストリー(remix)(作詞:遊佐未森 作曲:小河星志)
- エデン(作詞:遊佐未森 作曲:遊佐未森)
参加ミュージシャン
脚注