Chameleon (End of the Worldのアルバム)

『Chameleon』
End of the Worldスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
ポップ
時間
レーベル LAND MUSIC
End of the World アルバム 年表
Chameleon
(2020年)
Holy Bedroom
(2023年)
『Chameleon』収録のシングル
  1. Stargazer
    リリース: 2018年2月2日
  2. Sleeping Beauty
    リリース: 2018年6月29日
  3. Lost
    リリース: 2019年7月26日
  4. Over
    リリース: 2020年7月31日
  5. Forever
    リリース: 2020年11月13日
ミュージックビデオ
Rollerskates - YouTube
テンプレートを表示

Chameleon』(カメレオン)は、End of the Worldが2020年11月27日にLAND MUSICからリリースした1作目のオリジナルアルバム[1][2][3][4]

本項では、2021年7月9日にリリースされた『Chameleon (Deluxe)』についても言及する。

概要

  • 2018年12月7日、SEKAI NO OWARI名義のアルバム『Eye』『Lip』の情報解禁と同時に本作のアルバムタイトルが公表され、2019年春にリリースするとされていた[1]。しかしその後発売が延期されることとなり、2019年7月にはEnd of the Worldの公式サイトにて2019年後半にリリースとアナウンスされ[5]、2020年7月には同サイトにて2020年後半のリリースとされた[6]。そして2020年10月27日に正式な発売日が発表された[7]
  • 2018年にEPIK HIGHとのコラボシングル『Sleeping Beauty』をリリースした際に、彼らとのインタビューでボーカルのFukaseは「今は英語のアルバムを作っていてそれほど曲数は多くはないけれど、つくっていくうちにあまりジャンルというものがなくなってきているとは思っている。色々な曲調があって面白いんじゃないか。おもちゃ箱のような」と述べている[8]
  • 制作にかかった期間は7年[7]
  • CDAmazon限定で発売された[9]
  • 2020年11月7日にはアルバムリリースに先行してTwitchにて無料配信ライブを行った[10][11]
  • アルバムのアートワークは村上隆が担当[12]。Fukaseと村上隆は2018年から2019年をさかいに親交がある[13][14][15][16]
  • 2020年10月27日に「Fangs」(M11)が[10]、翌月7日には「Rollerskates」(M7)がそれぞれAmazon Musicにおいて独占先行配信された[11]
  • 2020年11月26日には公式YouTubeチャンネルで「Rollerskates」(M7)のミュージックビデオが公開され、女優の小松奈菜が出演した[17]
  • CDの発売日は2020年11月27日だったが、Amazon側で発送の遅延が発生したため28日以降に配送された[要出典]
  • LP盤が公式オンラインショップにて購入可能である。

収録曲

#タイトル作詞・作曲プロデュース時間
1.「Airplane」SaoriEnd of the World
2.「Dropout Boulevard」Tas, Fukase, NakajinEnd of the World
3.「Lost feat. Clean BanditFukase, Nakajin, Jack Patterson, Grace Chatto, Cass LoweEnd of the World, Clean Bandit, Cass Lowe
4.「My Sleeping Beauty」Fukase, Tim James, Antonina Armato, TasEnd of the World
5.「Forever feat. NIKINakajin, Cass Lowe, NIKIEnd of the World, Cass Lowe
6.「Hollow feat. DNCEFukase, Nakajin, Christopher J Baran, Joe Jonas, Cole WhittleEnd of the World
7.「Rollerskates」Nakajin, Saori, Christopher J BaranEnd of the World
8.「Birthday」SaoriEnd of the World
9.「Gone」Fukase, Fiona BevenEnd of the World
10.「Stargazer Reimagined」FukaseEnd of the World
11.「Fangs」Nakajin, Fukase, Emily Wright, Brian Logan DalesEnd of the World
12.「Bad Day」Fukase, Nakajin, TasEnd of the World
13.「Over feat. Gabrielle AplinSam Mac, Dom Liu, Jordan Shaw, Ryan Lawrie, Fukase, NakajinEnd of the World, Kingdoms

楽曲解説

全13曲収録[18]

  1. Airplane [0:51]
    様々な感情を抱きながら乗り継いできた、いくつものフライトでの思いを表現したピアノ曲[7]
  2. Dropout Boulevard [4:01]
    SEKAI NO OWARI名義でリリースした「Dropout」のアレンジバージョン。
  3. Lost (ft. Clean Bandit) [3:37]
    2019年7月26日にリリースされた3rd配信シングル。
  4. My Sleeping Beauty [3:23]
    2018年6月29日にリリースされた楽曲のアレンジバージョン。オリジナルバージョンで存在したEpik Highが歌うラップ部分が無くなっている。
  5. Forever (ft. NIKI) [2:56]
    2020年11月13日にリリースされた5th配信シングル。
  6. Hollow (ft. DNCE) [3:04]
    原曲は2017年11月8日にリリースされた。DNCEのデジタルアルバム『DNCE Jumbo Edition』にも収録されている同名の楽曲「Hollow (feat. DNCE)」からアレンジが加えられている。
  7. Rollerskates [3:22]
    Saoriが夢の中にいるようなメロディーからインスピレーションを受け、過去に経験した眠れない日々に想像したことを歌詞に綴った楽曲[19]。2020年11月7日に先行配信リリースされた[11]
    仮タイトルを「フライング・ベッドルーム」という[20]
  8. Birthday [1:53]
    2020年7月11日に行われたStella McCartney主催のStella Festにて初披露されたSaoriのピアノ演奏によるインストゥルメンタル楽曲[21]。次の曲へのクロスフェードとなっている。
  9. Gone [3:39]
    LostのMV撮影の帰りにオーロラを見たFukaseが「伝える人がいるから感動するんだ、もし伝える人がいなかったら...」と思い作った曲[22]
  10. Stargazer Reimagined [3:44]
    2018年2月2日にリリースされた2nd配信シングルのアレンジバージョン。
  11. Fangs [3:19]
    Fukaseの立ち上げたブランド「BAD MOOD」のアニメーション作品の主題歌[7][23]。2020年10月27日に先行配信リリースされた[10]
  12. Bad Day [3:56]
    Fukaseが「これまで最低最悪な日は沢山あったけど、そんな最低で最悪だったあの日があったから今の自分はあるんだろうな」と思って書いた曲。[24]
  13. Over (ft. Gabrielle Aplin) [3:13]
    2020年7月31日にリリースされた4th配信シングル。

参加ミュージシャン

End of the World

・Nakajin

・Fukase

・Saori

・DJ LOVE


Guest Musicians

・Backing Vocals by London Community Gospel Choir (#2, 9)

・Bass by Nathan East (#2, 6, 7, 12)

・Drums by John Robinson (#2, 6, 7)

・Piano by Greg Phillinganes (#2)

・Keyboards by Saori & Greg Phillinganes (#4)

・Keyboard by Greg Phillinganes (#6)

・Backing Vocals by Yasmin Green, Mike Hough, Cass Lowe (#3)

・Violin by Beatrice Philips (#3)

・Cello by Grace Chatto (#3)

・Keyboards, bass and all programming by Jack Patterson, Nakajin (#3)

・Acoustic drums by Luke Patterson (#3)

・Talkbox by Daniel Taylor (#4, #7)

Glass Armonica by Dean Shostak (#9)

・Featuring Vocals by NIKI (#5)

・Featuring Vocals by Joe Jonas (#6)

・Featuring Vocals by Gabrielle Aplin (#13)


・Vocal Produced by Emily Wright (#2~4, 6, 7, 9~12)

・Vocal Produced by James Lewis, Cass Lowe (#5)


・Additional Engineering by Kraig Tyler (#7, 12)

・Vocal Engineering by Kazuya Maeda (#12)

・Vocal Engineering by James Lewis (#13)

・Mixed by Mick Guzauski (#1, 2, 4, 6~12)

・Mixed by Mark Raiph Mixed at Club Ralph (#3)

・Mixed by Geoff Swan (#5)

・Mixed by Dean Barret (#13)


・Album Mastered by Stuart Hawkes, Metropolis Mastering, London

Fangs

「Fangs」
End of the Worldシングル
初出アルバム『Chameleon』
リリース
規格 デジタル・ダウンロード
ジャンル ポップ
時間
レーベル LAND MUSIC
End of the World シングル 年表
Over
(2020年)
Fangs
(2020年)
Forever
(2020年)
テンプレートを表示
「Fangs (feat. Martin Vogt)」
End of the Worldシングル
リリース
規格 デジタル・ダウンロード
ジャンル ポップ
レーベル LAND MUSIC
End of the World シングル 年表
Forever
(2020年)
Fangs
(2021年)
Dropout Boulevard
(2021年)
テンプレートを表示

Fangs』(ファングス)は、日本バンドSEKAI NO OWARIの海外プロジェクト・End of the Worldの5作目の配信デジタルシングルである。

概要

  • ファーストアルバム「Chameleon」からの先行配信曲としてAmazon Musicにおいて独占先行配信されている[25]
  • Fukaseによるブランド「BAD MOOD」のアニメーションのテーマソングである[26]
  • 2021年1月8日には、7作目の配信デジタルシングルである『Fangs (feat. Martin Vogt)』がリリースされた。

収録曲

Fangs

  1. Fangs [3:19]

Fangs (feat. Martin Vogt)

  1. Fangs (feat. Martin Vogt)

Dropout Boulevard

「Dropout Boulevard (Audien Remix)」
End of the Worldシングル
リリース
規格 デジタル・ダウンロード
ジャンル ポップ
レーベル LAND MUSIC
End of the World シングル 年表
Forever
(2021年)
Dropout Boulevard (Audien Remix)』
(2021年)
Silver Lining
(2021年)
テンプレートを表示

Dropout Boulevard』(ドロップアウト・ブールバード)は、日本バンドSEKAI NO OWARIの海外プロジェクト・End of the Worldの8作目の配信デジタルシングルである。

概要

  • 2020年にリリースされたオリジナルアルバム「Chameleon」に収録されている『Dropout Boulevard』のリミックスバージョンである。

収録曲

  1. Dropout Boulevard

Chameleon (Deluxe)

Chameleon (Deluxe)』は、End of the Worldが2021年7月9日に発売したアルバム[27]。本作のリリースをうかがわせるツイートには『Chameleon -Deluxe Album-』と表記されていた[27][28]

2021年7月4日に「Rollerskates (Acoustic)」(M14)[注 1]を使った本作のティザー映像が公開された[27]

2021年7月8日には「Gone (feat. Call Me Karizma英語版)」(M15)[注 2]を使用した映像を公開[28]

また公式ショップにてCDを数量限定で販売している。

収録曲

通常盤の13曲に加えてボーナストラックとして下記の5曲が追加されている。

14. Rollerskates (Acoustic) [3:19]
15. Gone (feat. Call Me Karizma英語版) [3:20]
16. Bad Day (Sinego Remix) [2:52]
17. Fangs (feat. Martin Vogt英語版) [2:13]
「Fangs」 (M11) のリアレンジバージョン。2021年1月18日に配信リリースされた[29]
18. Dropout Boulevard (Audien英語版 Remix) [3:01]
「Dropout Boulevard」 (M2) のリミックスバージョン。2021年4月30日に配信リリースされた[30]

出典

注釈

  1. ^ 当該映像内では「Rollerskates -Acoustic version-」と表記されていた。
  2. ^ 当該映像内では「Gone ft. Call Me Karizma」と表記されていた。

出典

  1. ^ a b “SEKAI NO OWARI、約4年ぶりニュー・アルバム『Eye』、『Lip』、『Chameleon』3枚をリリース決定。2019年にツアー開催も”. TOWER RECORDS ONLINE. (2018年12月7日). https://tower.jp/article/news/2018/12/07/tg003 2019年3月7日閲覧。 
  2. ^ “SEKAI NO OWARI、約4年ぶりのアルバム『Eye』『Lip』『Chameleon』のリリースを発表”. JAPAN billboard. (2018年12月7日). https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/70508 2019年3月7日閲覧。 
  3. ^ “SEKAI NO OWARI、ニューアルバム3作のリリースを発表! 2019年ツアーも決定”. M-ON! MUSIC. (2018年12月8日). https://web.archive.org/web/20190308085932/https://www.m-on-music.jp/0000313194/ 2019年3月7日閲覧。 
  4. ^ “SEKAI NO OWARI、約4年ぶりのアルバム「Eye」と「Lip」に込めた想い”. ザテレビジョン. (2019年3月1日). https://thetv.jp/news/detail/181329/ 2019年3月7日閲覧。 
  5. ^ End of the World | a new project by SEKAI NO OWARI”. LAND. 2019年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月27日閲覧。
  6. ^ End of the World | a new project by SEKAI NO OWARI”. LAND. 2020年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月27日閲覧。
  7. ^ a b c d End of the World ファーストアルバム 「Chameleon」2020年11月27日リリース決定”. PR TIMES. 2020年10月27日閲覧。
  8. ^ Watch Epik High & End of the World Discuss Their Cross-Cultural Collaboration: Exclusive”. Billboard (2018年7月9日). 2020年10月27日閲覧。
  9. ^ “End of the World、1stアルバム『Chameleon』を11/27にリリース。無料配信ライブの開催も (2020/10/27) 邦楽ニュース”. 音楽情報サイトrockinon.com (rockin'on). (2020年10月27日). https://rockinon.com/news/detail/196275 2020年11月27日閲覧。 
  10. ^ a b c “セカオワがEnd of the World名義で配信ライブ、Amazon Musicの力を借りて世界へ発信(コメントあり)”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年10月27日). https://natalie.mu/music/news/402303 2020年11月17日閲覧。 
  11. ^ a b c “EndoftheWorld、7年がかりの初アルバム曲披露 Nakajin「ハロー、エブリワン!」”. ORICON NEWS (ORICON). (2020年11月9日). https://www.oricon.co.jp/news/2176323/full/ 2020年11月17日閲覧。 
  12. ^ 村上隆のアートワークをフィーチャーした End of the World 初のフルアルバム『Chameleon』がリリース”. HYPEBEAST.JP. 2020年11月5日閲覧。
  13. ^ FukaseはInstagramを利用しています:「とてもとても嬉しい SUPER happy」”. Instagram. 2020年11月6日閲覧。
  14. ^ FukaseはInstagramを利用しています:「fantastic night🤡 Thank you @chancetherapper @complexcon and @takashipom 😭」”. Instagram. 2020年11月5日閲覧。
  15. ^ FukaseはInstagramを利用しています:「the color」”. Instagram. 2020年11月5日閲覧。
  16. ^ FukaseはInstagramを利用しています:「Thank u @takashipom @tonari_no_zingaro」”. Instagram. 2020年11月5日閲覧。
  17. ^ “SEKAI NO OWARIのグローバル・プロジェクト End of the World、1stアルバム『Chameleon』より小松菜奈出演の「Rollerskates」MV公開”. Skream! (激ロックエンタテインメント). (2020年11月27日). https://skream.jp/news/2020/11/end_of_the_world_rollerskates_mv.php 2020年12月1日閲覧。 
  18. ^ FukaseデザインのBAD MOODがAmazonと共に世界へ”. highsnobiety.jp (2020年10月21日). 2020年10月21日閲覧。
  19. ^ “セカオワ世界展開名義「EndoftheWorld」新作がアレクサで聴ける メンバーの制作秘話も”. ORICON NEWS (ORICON). (2020年11月6日). https://www.oricon.co.jp/news/2176134/full/ 2020年11月17日閲覧。 
  20. ^ 「Alexa、Chameleonを起こして」と話しかけると聞くことができたミニコーナーでSaoriが発言。
  21. ^ Stella McCartney | LINE TIMELINE” (英語). timeline.line.me. 2020年7月19日閲覧。
  22. ^ セカオワとEnd of the Worldの違いとは…? Fukase、オーロラ秘話も語る”. マイナビニュース (2020年11月27日). 2020年11月29日閲覧。
  23. ^ Naoki Wada [@wadanaokii] (2020年10月21日). "2020年10月11日のツイート". X(旧Twitter)より2021年5月7日閲覧
  24. ^ (日本語) TME Live 潮现场 End of the World Live 特别线上演唱会|腾讯音乐云频道, https://www.youtube.com/watch?v=f2ydZ-C8GYI 2024年3月19日閲覧。 
  25. ^ Amazon Music”. music.amazon.co.jp. 2020年10月27日閲覧。
  26. ^ https://twitter.com/wadanaokii/status/1318855233750011905”. Twitter. 2020年10月27日閲覧。
  27. ^ a b c End of the World [@EndOfTheWorld] (2021年7月4日). "2021年7月4日のツイート". X(旧Twitter)より2021年7月8日閲覧
  28. ^ a b End of the World [@EndOfTheWorld] (2021年7月8日). "2021年7月8日のツイート". X(旧Twitter)より2021年7月8日閲覧
  29. ^ End of the World [@EndOfTheWorld] (2021年1月8日). "2021年1月8日のツイート". X(旧Twitter)より2021年5月7日閲覧
  30. ^ End of the World [@EndOfTheWorld] (2021年4月24日). "2021年4月24日のツイート". X(旧Twitter)より2021年5月7日閲覧