クリント・モーズリー・ジュニア(Clint Mosley Jr., 1992年6月19日 - )は、アメリカ合衆国アラバマ州モービル出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLのニューヨーク・ジェッツに所属している。ポジションはラインバッカー。
経歴
ハイスクール
高校時代はフットボールと並行して野球や陸上競技なども行っており、特に陸上では110mハードルや200m走、走高跳、走幅跳、三段跳、400mリレーなど、多くの種目を経験した[1]。
卒業後はアラバマ大学へ進学した。他にはオーバーン大学、フロリダ州立大学、オクラホマ大学、テネシー大学などからオファーを受けていた。
カレッジ
3年目の2012年シーズンに97タックルを記録し、オールSECファーストチームに選出された。シーズン終了後、2013年のNFLドラフトにはアーリーエントリーせず、大学に残留することを発表した[2]。
2013年シーズンは108タックルを記録して2年連続でオールSECファーストチームに選出され、SEC最優秀守備選手賞を受賞した[3]。
ボルチモア・レイブンズ
プレドラフト測定結果
身長 |
体重 |
腕 の 長 さ |
手 の 大 き さ |
40Yrd ダ ッ シ ュ |
10Yrd ス プ リ ッ ト |
20Yrd ス プ リ ッ ト |
20Yrd シ ャ ト ル |
3 コ 丨 ン ド リ ル |
垂 直 跳 び |
立 ち 幅 跳 び |
ベ ン チ プ レ ス
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6 ft 2 in (188 cm)
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234 lb (106 kg)
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33+3⁄8 in (85 cm)
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10+3⁄4 in (27 cm) |
4.63 s |
1.56 s |
2.70 s |
4.40 s |
7.30 s |
35 in (89 cm) |
9 ft 10 in (3.00 m) |
15 回
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All values from NFL Combine except 40 and Bench- Pro Day[4][5]
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2014年のNFLドラフトにて全体17位でボルチモア・レイブンズから指名され、その後4年総額887万ドルのルーキー契約を結んだ[6]。
2014年シーズンは133タックルを記録し、ルーキーながらプロボウル、オールプロセカンドチームに選出された[7]。
2016年シーズンは92タックルを記録し、2年ぶりとなるプロボウル、オールプロセカンドチームに選出された[8]。
2017年シーズン開幕前に、レイブンズから5年目の契約オプションを行使された[9]。このシーズンは132タックルを記録し、2年連続となるプロボウル、オールプロセカンドチームに選出された[10]。
2018年シーズンは105タックルを記録し、3年連続となるプロボウル、オールプロセカンドチームに選出された。クリーブランド・ブラウンズとのレギュラーシーズン最終戦では試合終了間際にベイカー・メイフィールドから勝利を決定付けるインターセプトを記録し、この勝利でチームのプレーオフ進出が決まった[11]。
ニューヨーク・ジェッツ
2019年3月15日にニューヨーク・ジェッツと5年総額8,500万ドルの契約を結んだ[12]。
2019年シーズン、バッファロー・ビルズとの開幕戦でジョシュ・アレンからインターセプトを記録したが、この試合の途中で鼠径部を痛め退場した。退場時点でチームは16-0とリードしていたが、その後守備が乱れ、逆転負けを喫した[13]。この怪我により長期離脱し、シーズンでは2試合の出場に留まった。
2020年シーズンは新型コロナウイルス感染を避ける為、試合に出場しなかった[14]。
家族
弟のジェイミー・モーズリー(英語版)もアメリカンフットボール選手である[15]。
脚注
関連項目
外部リンク
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クォーターバック
ランニングバック
ワイドレシーバー
タイトエンド
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オフェンシブライン
ディフェンシブライン
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ラインバッカー
ディフェンスバック
スペシャルチーム
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