Bunkamuraドゥマゴ文学賞(ぶんかむらドゥマゴぶんがくしょう)は、東急グループの文化事業を担うBunkamura(株式会社東急文化村が運営)が主催する、日本の文学賞である。ユニークな選考方法や、幅広いジャンルからの受賞作品が多いことで知られる。
概要
パリのドゥ・マゴ賞(1933年創設)の持つ、先進性と独創性を受け継ぎ、既成の概念にとらわれることなく、常に新しい才能を認め、発掘を目的に1990年に創設された[1]。
対象作品・選考方法
毎年「ひとりの選考委員」(任期は1年間)が、前年7月1日から当年7月31日までに発表された小説・評論・戯曲・詩を審査し、9月初旬に発表している。
賞
授賞式は10月にBunkamuraで行われる。
- 正賞 - 賞状とスイス・ゼニス社製時計
- 副賞 - 100万円
受賞作一覧
- 凡例 - 回次(年)選考者:受賞者『受賞作品』
第1回から第10回
第11回から第20回
第21回から第30回
第31回から第40回
脚注
注釈
- ^ 連載コミック作品で、2024年5月に23巻を発行して継続中。
- ^ 選考委員に予定されていた池田晶子急逝のため荒川に変更となった。
出典
- ^ "Bunkamuraドゥマゴ文学賞とは."Bunkamura公式サイト. 2024年9月4日閲覧。
- ^ "書誌情報."国立国会図書館サーチ. 2024年9月4日閲覧。
- ^ “ドゥマゴ文学賞に松浦寿輝さん「名誉と恍惚」”. 産経ニュース. 2017年9月18日閲覧。
- ^ “ドゥマゴ賞に九螺さん”. 日本経済新聞. 2018年9月3日閲覧。
- ^ “ドゥマゴ文学賞に小田光雄さん”. 産経新聞 (産経新聞社). (2019年9月3日). https://www.sankei.com/article/20190903-BRRWPTMZIBJDRDORYA7JDE4DH4/ 2019年11月5日閲覧。
- ^ “ドゥマゴ文学賞に堀川さん”. 朝日新聞デジタル. (2021年9月3日). https://www.asahi.com/articles/DA3S15031108.html 2021年10月24日閲覧。
- ^ “ドゥマゴ文学賞に山崎さん”. 朝日新聞デジタル. (2023年9月5日). https://www.asahi.com/articles/DA3S15733786.html 2023年9月20日閲覧。
- ^ "ドゥマゴ文学賞に高野さん."朝日新聞デジタル(2024年9月4日更新). 2024年9月4日閲覧。
外部リンク