Asは、日本のバンド12012の6thシングル。2009年1月21日にリリース。
作品情報
- 連続リリースの第1弾。
- 2008年に行ったストレートな曲作りのアプローチを引き継ぎつつ[1]、「12012のど真ん中」という意識の元に制作されている[2]。
- 7thシングル「Hallelujah」や2ndアルバム『mar maroon』へと続く物語を描く作品となっている[2]。
- 塩谷いわく「この作品で12012のあるべき形がつくれた気がする」とのこと[3]。
- キャッチコピーは「新世代ミュージック・シーンの雄、12012が解き放つニュー・ワールド」
- この作品の作詞は全て宮脇渉が手掛けている。
収録曲
初回盤A
- As(作詞:宮脇渉 作曲:塩谷朋之)
- flower(作詞:宮脇渉 作曲:酒井洋明)
初回盤B
- As(作詞:宮脇渉 作曲:塩谷朋之)
- flower(作詞:宮脇渉 作曲:酒井洋明)
- crazy the city(作詞:宮脇渉 作曲:須賀勇介)
通常盤
- As(作詞:宮脇渉 作曲:塩谷朋之)
- flower(作詞:宮脇渉 作曲:酒井洋明)
- As(instrumental)
収録内容
CD
As
- タイトルの意味は「程度」[2]。テーマは「デッドな未来」[2]。
- 歌詞は「Cold Sleep」という手段で未来に行ってしまった先に何があるかを描いており、このシングルから始まり7thシングル「Hallelujah」と2ndアルバム『mar maroon』へ続く物語の始まりとなる[2]。
- この「As」から始まる物語にはSF的要素は入らず、「未来はどうなっているんだ?」という疑問を発端に「実際に100年先や1000年先に行ったら何があるか」を描くことを通して、最終的な人間の在り方をテーマにしたものとなる[2]。
- 2008年のシングルがそれぞれ明白な目的を持って制作されていたが、『As』は「12012としての真ん中」のみを意識して制作された[2]。
- 制作当初にはなかったが、制作過程でメンバーがさらにインパクトが欲しいと思い、曲中にラップが入れられている[2]。
- またラップを担当したのは須賀である[2]。
- ギターの酒井は「5年間の活動に立ち返る」、ギターの須賀は「原点回帰」、ベースの塩谷は「自分でカッコイイと思える音にする」、ドラムの川内亨は2008年の「集大成的な部分を出す」といった、それぞれのテーマで各パートをアプローチしている[2]。
flower
- 歌詞は「生命の持つ、形なき愛」を言葉にしている[2]。
- 塩谷いわく「デモ段階で100点の曲」だったとのこと[1]。
crazy the city
- 2ndアルバムへと続く物語の世界をフィーチャリングしたと同時に、『As』を別のアプローチした形の曲[2]。
- 宮脇いわく「淡々と高速で300キロで走る」というイメージの曲であるとのこと[4]。
As(instrumental)
DVD PV“As”
- 初回盤Aに付録され、PV“As”が収録されている。
- このPVは2008年12月12日のライブ終了後、会場にて初披露された。
タイアップ一覧
As
参考文献・出典
- ^ a b 「SHOXX」Vol.192、音楽専科社、2009年、166-167頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l 「FOOL'S MATE」No.328、フールズメイト、2009年、86頁。
- ^ 「CDでーた」第21巻第2号通巻370号、角川マガジンズ、2009年、68頁。
- ^ 「Neo genesis」Vol.29、SOFTBANK MOOK、2008年、75-77頁。
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宮脇渉 · 酒井洋明 · 塩谷朋之 · 川内亨 須賀勇介 |
シングル |
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アルバム |
ミニ |
Increasingly · ベルサレム · Knight mare · 深〜deep〜
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メジャー | |
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