ASAHI EITOホールディングス株式会社(アサヒえいとうホールディングス、英: ASAHI EITO HOLDINGS CO.,LTD.[3])は、大阪府大阪市中央区に本社を置くトイレや洗面台の関連製品を製造する企業の持株会社。2023年6月にアサヒ衛陶株式会社より商号変更し、持株会社制に移行した。東京証券取引所スタンダード市場上場(2013年7月15日までは大阪証券取引所第2部上場)。
トイレや洗面化粧台など住宅設備機器を取り扱い、衛生陶器においてはTOTO、LIXIL(旧INAX)に次ぐ中堅メーカーである。
また、下水道等の整備が不十分な地域において、より水洗式便所に近い実用性が得られる簡易水洗式トイレのトップ企業でもあり、今でも非水洗トイレの製造・販売を行う数少ないメーカーである。
最近では節水型トイレの製造もしており、環境分野においても尽力している。
2009年(平成21年)に本社工場を閉鎖した後、現在では主にベトナム・中国・韓国などのアジア諸国に生産拠点を置くなど、海外委託生産や海外調達を行っている(開発・組立加工は香川事業所で実施)。
ヤマダデンキとの業務提携に絡んでの未公開情報を基に株取引を行ったとして、元社長の町元孝二と、元役員の一人が金融商品取引法違反(インサイダー取引)容疑で大阪地方検察庁特捜部により2022年1月26日に逮捕された[4]。2月15日に同法違反の罪で2人が起訴された[5]。10月6日、元社長の町元が大阪地方裁判所にて懲役2年、執行猶予3年、罰金200万円、追徴金1039万円の有罪判決を言い渡された[6]。
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