APILASとはフランスのネクスターが開発した歩兵携行型対戦車ロケット弾発射器である。120,000以上のAPILASランチャーが生産されており、ベルギー、チリ、フィンランド、コロンビア、フランス、イタリア、ヨルダン、韓国、サウジアラビア、台湾、キプロスで運用されている。
概要
APILAS(Armor-Piercing Infantry Light Arm System)は伸縮式の照準器を備えたアラミド繊維のランチャーチューブから構成される。有効射程は最低25mから最大では標的によるが500-600mである。成型炸薬弾頭は電気信管式で80度まででの着弾で起爆する。
性能諸元
- 口径:112mm
- 長さ
- 重量
- 総重量:9.5kg
- 発射体:4.3kg
- 発射機:4.7kg
- 射程:最低25m、最大300m(移動目標)から500m(静止目標)
- 推進装置:固体燃料ロケット
- 砲口初速:293m/s
- 500m飛翔までの所要時間:1.9秒
- 弾頭:2mのコンクリートないしRHA換算で720mmを貫徹可能な1.5kg成型炸薬
外部リンク
関連項目
出典および注釈
- Jane's Infantry Weapons 2005-2006
- Jane's Mines and Mine Clearance 2005-2006