この項目では、日本の企業について説明しています。その他の用法については「アニュー 」をご覧ください。
ANEW株式会社 (アニューかぶしきがいしゃ)は、日本の映画、テレビ番組、アニメ、漫画、小説、ゲーム、玩具、キャラクター等のコンテンツをリメイクし、グローバル市場をターゲットとしたエンタテインメント作品を企画・製作する会社。旧称、株式会社All Nippon Entertainment Works 。
半官半民の投資ファンド産業革新機構 が60億円を上限として100%出資を行い、2011年10月に発足した[ 2] 。「半官」という特殊性から、経済産業省からの職員出向、クールジャパン官民有識者会議(経産省主催)、首相官邸コンテンツ強化専門調査会、国会経済産業委員会といった官公庁の全面バックアップを受けた[ 3] 。
数々の映画企画が発表されたが、公開に至った作品がないまま、2017年5月31日に3400万円で京都にあるフューチャーベンチャーキャピタル に売却された。
2017年10月31日、MBO を経て親会社がフューチャーベンチャーキャピタルからANEW Holdingsに変わった。ANEW Holdingsは、2023年に青森ワッツ の経営権を取得するなど、多角的な経営を行っていた。
ANEW Holdingsは、2024年2月22日付で東京地方裁判所より破産手続の開始決定を受けた[ 4] 。負債総額は約1.4億円。青森ワッツの運営はメルコグループ が引き継いだが、東京で「熊五郎生ラーメン」などを展開する東京三八や(2023年に札幌の三八菓舗より譲受)、上越市で酒類卸を行う大和飲料などのグループ企業が連鎖倒産した。
主な実写化計画作品
なお『TIGER & BUNNY』のハリウッド実写映画化企画そのものは、BN Pictures & Imagine Entertainmentが米国の企業である「Global Road Entertainment」および「Weed Road Pictures」とパートナーシップを組み直し、現在進行中[ 14] 。
脚注
関連項目