2014年バレーボール・ワールドリーグ(英語: FIVB World League 2014)は、2014年に開催された、国際バレーボール連盟(FIVB)主催の第25回バレーボール・ワールドリーグ。ワールドリーグの大幅な構造改革により、出場国が28ヶ国に拡大された[1][2]。
当初は予選が開催される予定であったが、ワールドリーグの構造改革により、開催されないこととなった[1][2]。予選出場予定だったチームは自動的に2014年ワールドリーグ出場。
FIVBによる予選出場確定チームの発表をもって予選の開催が発表されていたが、予選の方式や出場チーム数など詳細が明らかにされなかった。予選出場チームは以下の4チームが発表されていた。
2013年8月に、予選出場が確定している ベルギーのバレーボール協会(KBVBV)が、FIVBに8月下旬開催予定の予選について問い合わせたら予選が中止になったと連絡があったように発表[8]。 日本は予選出場のためにアメリカ遠征をキャンセルしていたが、それが無駄になってしまった[9]。12月1日にワールドリーグの構造改革が発表され、予選がなくなり、予選出場が確定していたチームは予選なしで2014年本大会出場となった。
※()内は2013年大会の順位
インターコンチネンタルラウンドとファイナルシックスの二本立てで行われる[1][2]。
出場28チームがPool A-Gの7グループに分けられる(1グループ4チーム)。また、7グループがPoolA-B、Pool C-E、Pool F-Gの3つのカテゴリに分けられる。便宜上、Pool A-BをDivision 1、Pool C-EをDivision 2、Pool F-GをDivision 3とする。
ホーム・アンド・アウェー方式(1チームとの対戦でホーム2試合、アウェー2試合)で1チーム12試合行い、各グループ上位2チームがファイナルシックス進出。最下位はDivision 2に降格する可能性がある。
ホーム・アンド・アウェー方式(1チームとの対戦でホーム2試合、アウェー2試合)で1チーム12試合行い、各グループ1位がDivision 2のファイナルフォーに進出。ファイナルフォーは進出した3チーム(開催国を除く)と開催国の計4チームが出場。優勝したチームがファイナルシックスに進出し、FIVBの規定を満たしていればDivision 1に昇格する。
2週に渡ってセントラル方式の2回戦総当たりを行う。開催地は未定。Division 3の上位チームによるファイナルフォーも開催する予定。なお、Division 3は新規出場チームが中心となり、上位に入ってもファイナルシックス進出にはならない。
開催国とインターコンチネンタルラウンドより進出した5チーム(Division1から4チーム、Division2から1チーム)の計6チームが出場。ファイナルシックス勝者が本大会優勝となる。
組分けは以下の通りとなった[1][2]。
ブラジル (1) イタリア (3) ポーランド (5) イラン (12)
ロシア (2) アメリカ合衆国 (4) ブルガリア (6) セルビア (9)
ベルギー (37) カナダ (11) オーストラリア (14) フィンランド (30)
アルゼンチン (7) ドイツ (10) フランス (16) 日本 (17)
オランダ (31) 韓国 (21) ポルトガル (38) チェコ (22)
チュニジア (13) トルコ (45) キューバ (7) メキシコ (22)
プエルトリコ (20) 中華人民共和国 (18) スロバキア (36) スペイン (25)
※()内は2013年10月7日付のFIVBランキング[10]。
準決勝
3位決定戦
決勝