2007年のイタリアグランプリ
レース詳細
|
2007年のロードレース世界選手権 全18戦中第6戦
|
|
決勝日
|
2007年6月3日
|
開催地
|
ムジェロ・サーキット
|
開催コース
|
常設サーキット 5.245km
|
MotoGP
|
|
250 cc
|
|
125 cc
|
|
2007年のイタリアグランプリ は、ロードレース世界選手権の2007年シーズン第6戦として、6月1日から3日までイタリアのムジェロ・サーキットで開催された。
概要
金曜日・土曜日の予選セッションは全クラスとも雨に見舞われた。その影響で予選突破の条件となるトップから107%以内のタイムを出せないライダーが続出したが、オーガナイザーは特例として全員の決勝出場を認めた。該当するライダーは次のとおり; 玉田誠(MotoGP)、ホルヘ・ロレンソ、アレックス・エスパルガロ、Thomas Tallevi、アルトゥーロ・ティゾン、関口太郎、ユージン・ラバティ、ファブリツィオ・ライ、高橋裕紀(以上250cc)、ポル・エスパルガロ、スティービー・ボンセー、Tobias Siegert、ヒューゴ・ファン・デン・ベルク(以上125cc)。
日曜日の決勝はドライコンディションに恵まれた。125ccクラスは10台程度の先頭集団でのバトルが終盤まで続く中、フィニッシュ直前にセルヒオ・ガデアをオーバーテイクしたエクトル・ファウベルがシーズン2勝目を挙げた。このレース終了時点のポイントランキングはファウベル、ガボール・タルマクシ、ルーカス・ペセックの順となった[1]。
250ccクラスでは、20番手スタートとなったポイントリーダーのホルヘ・ロレンソが怒濤の追い上げを見せて12周目にはトップに浮上、アルバロ・バウティスタ、アレックス・デ・アンジェリスとのバトルを展開した。だがファイナルラップにロレンソはバウティスタと接触・転倒してしまった[2]。その後バウティスタはデ・アンジェリスを僅差でかわし、250ccクラス初優勝を挙げた[3]。レース後ロレンソのチームはバウティスタの行為について抗議をおこなったが、ペナルティ等の処分が下ることはなかった[4]。
MotoGPクラスでは、今年もスペシャルデザインの大きなハートマークがあしらわれたヘルメットで臨んだ[5]地元バレンティーノ・ロッシが強さを見せ、6年連続でイタリアGPを制した。2位にはダニ・ペドロサ、3位にはケーシー・ストーナーとのバトルを制したプラマック・ダンティーンのベテラン、アレックス・バロスが入った[6]。
MotoGPクラス決勝結果
250ccクラス決勝結果
125ccクラス決勝結果
脚注
参考文献